BL小説

□骨盤骨折
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「俺は無実だ。向こうが暴走してただけなんだ。」

「いやだからそれはもう分かってるから。警察も……沖田くんが防犯カメラに写ってたっていってたじゃん」

土方は、パトロールしていると、暴走していた車がパトカーに当たり、打ち所が悪くて骨盤を骨折をしてしまったのだ。

そして骨科の医者である恋人、坂田銀時のいる病院へ緊急搬送されたのだった。

「で、なんで俺は上からつり上げられてるんだ?」

「骨盤骨折したから動かないようにするためだ」

我慢してね、と坂田がいう。

「……もう」

「それと排泄の事なんだけど、動けないから看護婦に取るように言っとくよ」

「はぁっ!!?この年になってんなことされなきゃいけねーんだ!!」

「そう言うと思って俺が取るからって言っといた」

にかっと笑ってピースをするわが恋人を殴りたくなったが、動いたらその分入院が増えると言われたため、手を握れるだけ握りしめた。


それから数日後。

土方にはひとつの管が繋がれていた。
それは尿を通す管で、その管を通す時坂田に躾られた身体が反応してとても大変だった。
勃起してしまった自身を擦ることもできず、坂田はこれも躾の一つだなと言って、土方は苦痛な時間を過ごした。
だが、本当は、坂田自身が土方のを擦っても結局は射精するときに腰を動かすため、あえて突っ放したのだった。

「どうだ、勃起はおさまったか」

「……おかげさまで」

「んな不貞腐れんな。退院したら思いっきり犯してやるからよ」

「……!!」


身体が坂田から与えられる快感を思い出し、坂田を求めた。

「銀っ……」

「甘い声出すな。俺のバベルの塔が反応しちまうだろ」

「だって……」

「ちょっとの我慢だからおとなしく待ってろ」

「じゃ……じゃあ……」

「なんだ?」

土方が足を擦り付けて顔を赤らめる。
坂田は土方が何をしたいか分かっていたが、これは本当の躾で、してほしいことを口に出す事を覚えさせる為にあえてわからない振りをする。

「う……ん、ち……、」

「りょーかい」

そう言うと土方の足に掛かっている布団を避け、土方を全体的に上昇させる。
そして土方のお尻の下に桶を置く。

「準備完了!」

してもいいぜと坂田が合図を送ると後孔が膨らみ、コロンと一つ出ると、続いてぶりぶりと堰を切ったように大便が出てくる。

土方は誰かに見られながら大便をする事の気持ち良さを知ってしまった為、この時間が楽しくて仕方がない。

「また勃ってるじゃん」

「あっ……」

「しょうがないなー……」

「え?……あ"っ!?あぁっ!!はぁっ!!」

「入院長くなってもしらねぇかんなっ」

坂田は苦しそうな土方を見かねて管の繋がっている土方自身を強い力で擦り上げた。

「あっ!!!や、銀っ強いっ!!強いあっもうで……」

あ"ぁぁあぁっあぁぁぁっ!!と腰をビクビクさせて達する。

「あーあ。入院伸びた」

苦笑いしながら坂田が言うと、管に流れる白濁色の液体。

「はぁっ…入院、何日のびる、…?」

「ちょっとだけだったから一週間かな」

その言葉を聞いて土方の目が見開かれる。

「先が思いやられる……」

「てめぇが甘えた声出すからだろ」

「……申し訳ない」


それからというもの、 土方は大便をする時の快感を毎回拾ってしまうが、徐々に拾ってもやり過ごせる様になった。

そして、一人出歩けるようにリハビリをして、退院できた土方は、真っ先に坂田を求めた。

「まだ体力戻ってないが、頑張ったから無理しても神様は怒りゃしねぇよ」

な?と、坂田は言うと土方の腕をつかみ、ネオンが眩しい快楽街に消えていった。


End
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