BL小説

□高級食材
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「はぁんっ!!あぁっイく、土方さん!!」

「総悟っ‥‥!!」





ラブホテルの一室。

情事が終わった土方と沖田はベッドの上でしばしば余韻に浸っていた。

「やっぱり‥‥土方さんは胸ある方がいいんですかぃ?」

唐突に沖田が土方に問う。

「まぁな。でもどんな美人で巨乳だったとしても総悟に勝つヤツなんかいねぇよ」

そう言って土方は、脱ぎ捨ててある着流しにタバコを取りに行こうとした時、足でテレビのリモコンを踏んでしまった。

『ぁん‥‥おっぱい、触ってよぉっ‥‥!!』

踏むと同時にテレビから美人で巨乳の女性が“おっぱい触って”と懇願する声が聞こえた。

画面を直視してしまった土方は、もうその大きなおっぱいに釘付けで、ヌいたばかりの土方自身は生理現象で勃起していた。

それを見た沖田は、ぷぅ、と頬っぺたを膨らますことしか出来なかった。






あれから数日経ったある日、ある人の大捜索が行われていた。

「どこ行ったんだろう隊長‥‥」

「またなんか一人で事件を処理しようとしてるのか?」

そう、“ある人”とは“一番隊隊長 沖田総悟”であった。

隊士達が沖田を見ない事に疑念を持ち、思い切って土方に言って部屋を見に行くと、案の定沖田の姿は無かった。

そこから大捜索が始まったのである。

「チッ‥‥どこほっつき歩いてんだあいつは‥‥!!」

ドスドスと足を鳴らしながらも大捜索に加わった土方。

その目に茶髪の男がふらついた足取りで路地裏に入る所が見え、すぐに駆け付けた。

「おいっ!!お前大丈‥‥って女っ!!?」

「あっ‥‥」

男だと思って声をかけると、美人で巨乳の女だった。

「すみません、本当お前とか言っちゃってすみません」

早口で伝えると女は妙に色っぽい顔付きになっていき、土方の首に手を巻き付かせながら耳元で囁いた。

「俺でさぁ土方さん‥‥総悟でさぁ」

そう囁かれた土方は一瞬考え込んだが、理解した時に囁かれた声を思い出してしまい、下半身がズクンと重くなった。

「お前‥‥」

「ほら、おっぱいありますよ?それに」

ここもなくなったんでさぁ―――と、土方の太ももに股を擦りつける。

「総悟の巨乳とか高級すぎるだろ‥‥」

そう言いながらも、おいしくいただきます、と言ってその場で沖田を押し倒した。





「んぅっ‥‥!!」

沖田を誰其の室外機の上に座らせ、豊麗な胸が見えるように服だけずらして嘗めるように眺める土方。

そんな土方の視線でも感じるくらい沖田の身体は敏感になっていた。

「お前男の時となんか‥‥女だからか?」

そう言いながら土方は沖田の尖った胸の突起を口に含み、舌で転がしたり軽く噛んだりした。

「やぁっ!!‥‥びや、くぅぅっん!!‥‥飲んだんで、さあぁぁあっ!!」

なるほど‥‥と、土方は口に含んでいた突起から銀色の糸を引かせながら口を離す。

そしてガチャガチャとベルトを外して沖田の口に芯をしっかり持っている自身を突っ込んだ。

「ちゃんとしゃぶれよ?」

「ん‥‥ふ、‥‥っはぁ」

チュパチュパと土方の熱くて、硬くて、大きくて、長い竿を一生懸命に舐めていく。

その姿を見ようと土方が下を向くと、胸を丸出しにして顔を紅くし、目を潤わせている沖田が目に映る。

そしてなにより舌まで柔らかくなったのか、男の沖田の舌もやばいけど女になった沖田の舌の方が俄然気持ちがいい。

男の沖田を想像しながら女の沖田に舐められているのを想像すると一気に射精感が高まった。

(やばっでる‥‥!!)

そう思ったと同時に沖田の顔に白濁色をしたモノをぶちまける。

「‥‥?」

白濁を出したというのにヒクヒクしている土方自身を沖田が疑問に思ったその時。

「スマンこれも受け止めろッ」

早口で意味深な事を言った土方は、身体をぶるっと震わせたかと思うと、黄色い液体をまたもや沖田の顔にぶちまけた。

「はぁぁぁぁ‥‥‥」

気持ち良さそうに黄色い液体を出す土方に対して沖田は、媚薬のおかげか尿を掛けられる事に感じ、またそれを飲もうとしている。

「土方さんの、おしっこ、ちょーだいっ」

そう言うとカプッと土方自身をくわえ込み、出されるモノをゴクゴクと飲んで行った。

土方はその飲む時の口の動きも快感に変えてしまい、また白濁を出した。

「‥‥すまねぇ、顔ぐっちゃぐちゃだな」

ズボンからハンカチを出し、自分の顔の色んなモノを拭き取る土方の指を沖田はハンカチ越しでなめる。

「ちょっ‥‥どんだけ媚薬飲んだんだテメェ!!」

「ぜんぶ‥‥」

とりあえず指をなめる沖田を離してM字開脚させる。

「媚薬が全部抜けるまでヤってやらぁ!!」

そう言って土方は一気に沖田を貫いた。

散々焦らされ、やっと快感にありつけた沖田は潮を吹いた。

「やっ‥‥土方さん!!吹いたっ、潮吹いたぁぁあぁあ!!!」

土方は、吹いても突き続けると自身が尋常じゃないくらい締め付けられるのがクセになってしまい、ガツガツと沖田の声が聞こえないくらい一心不乱に突き続けた。

「土方さ‥‥ぅきやぁぁあぁあっ!!怖い、土方さん!!やめてっもう‥‥や、やぁぁあぁあぁ!!!!」





土方が満足になり突くのをやめた時には、沖田は与えられる快感を受け止められなくなり気絶し、土方の身体や沖田の身体、二人の周りは沖田が吹き続けた潮でぐちゃぐちゃに濡れていた。

「おい、総悟起きろ」

「ん‥‥‥やぁっ!!?」

「どうしたっ!!」

「なんか‥‥っ」

沖田は土方にGスポットを攻め続けられた為ぷっくりと腫れてしまい、それが周りで擦れてしまい感じてしまった、と言うわけである。

「ぅうんっ!!‥‥‥っはぁ、歩けねぇ」

少し動くだけでも感じてしまう沖田には少し我慢してもらい、土方は沖田をおんぶしてこっそり屯所に帰った二人でした。



End
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