BL小説

□副作用
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―――情事後


「‥‥土方くん、もうちょい乱れてくれたら気分も乗るんだけどな」

「しょうがないだろ‥‥初めても同然なんだから」

「媚薬飲んだらイケるかもなー」














土方は布団に入っていた。

「‥‥‥‥‥」


――――土方くんさ、もうちょい乱れてくれたら気分も乗るんだけどな

「‥‥‥‥‥‥」

――――媚薬飲んだらイケるかもな

「媚薬―――‥‥‥」














数日後。

「旦那ー」

「‥‥総一郎くん?」

「総悟でさぁ‥‥ところで、土方さんきてやせんか?」

「土方くん?‥‥来てないけど、なにかあったの?」

「いやぁ‥‥ちとやばい状況なんでね、忠告しておこうと思ったんですよ」

「そんなん俺が組み敷いてやるよ!!」

「できやすかぃ?逆に組み敷かれるかもねぃ」

















土方くんが俺を組み敷く?

ないないそんなことww


そんな事を思いながら万事屋に帰ると玄関前に黒い物体が倒れていた。


「え゙?お、おい!!大丈夫か!!?‥‥‥って土方くんんん!!?」

「銀時‥‥」

そう呟くと土方は銀時を組み敷いた。

え―――

「えぇぇぇ!!!?ちょ、タンマタンマ!!なんなの沖田くん未来予言した!!こぇぇ!!!!」

「何騒いでんだ」

唐突に土方は銀時に激しいキスをした。

「んぅ!!!?ん゙ーー!!!ひじぃっん〜〜〜っはあっ!!!!」

「銀時‥‥今日は俺が喘がせてやる」

そういうと土方は自分の家の如く万事屋に入って床の間に銀時を投げ入れた。

「土方くん‥‥?」

土方は黒く微笑んでるだけだった。















「‥‥んふっ‥‥ぅ‥‥ん゙」

「銀時‥‥いい眺めだ」

銀時は手と足を拘束させられ、口もスカーフで巻かれていた。

「ひひはは‥‥」

「ん?どうした?」

土方は銀時が何か喋っているのがわかり、スカーフを外した。

「ひじ‥‥んぅ!!!?‥‥‥かはっ!!んはぁっ!!」

銀時が喋り出すのと同時に土方は痛々しいほどいきり立っている自身を銀時の口に捩込んだ。

「オラ。外してやったんだから喋れや」

「ひじっか、た‥‥んがっ‥‥どぅ‥‥んぅ!!」

「あ゙ぁ?何だって?何言ってっかわかんねぇぞ!!!」

そう言うと腰の動きを早め、銀時は何も喋れなくなった。

「‥‥‥‥んぐっ!!?ごほっ!!うぇ゙っ!!」

土方は予告も無しに、精を吐き出した。

「零さず飲めよ」

「‥‥‥(土方の、射精したのにまだ勃ってる‥‥)」

「銀時!!零してるじゃないか!!このっ」

バシィッ――――

「‥‥‥ぃっ!!」

「じゃあ‥‥今度は下の口で飲もうか」

「ぇ‥‥まだ慣らして‥‥っっいああぁ!!!!」

「さすがに滑りわりぃな‥‥」

土方は無理矢理出入を繰り返した。

「痛いっ痛いよ土方っ」

「うるせぇ!!」

「ひっ!!!」

「‥‥お、ちょっと良くなってきたな」

するといきなりピストンし始める土方。

もちろんそれに銀時はついて行けず。

「銀時っ‥‥零すなよ」

「ひぃぃいぃんっ!!!」

「‥‥‥‥」

「はぁっ、はぁっ‥‥」

「また零れた!!言うことちゃんと聞け!!」

――――バチィッ

「きゃぁぁぁぁっ!!!!」

「‥‥‥‥‥」

「ひ、土方‥‥‥?」

「‥‥‥‥‥‥‥」

「土方っ!!おいっ!!」

「‥‥‥‥」

「土方ぁぁぁ―――――!!!!」













―――‥‥ン、‥‥トントントン‥‥

「‥‥‥?」

単調だが、心が落ち着く音で目が覚めた土方。

音の方を辿ってみると、銀時が立っていた。

何か料理を作っているようだった。

「土方‥‥」

「‥‥‥銀時‥‥っく」

土方は倒れ込んだ。

「土方っ!!?」

「ただのめまいだ」

駆け寄ってきた銀時に大丈夫だ、と伝える。

「あの‥‥土方何かあったのか?」

「あ?なんでだ」

「え、覚えてないの?」

「何かやったのか?」

「‥‥‥‥うわぁぁ〜ん」

「どっどうした!!?」

「ぅっ‥‥土方が怖かったぁ‥‥」

「嫌な副作用が当たっちまったんだなぁ‥‥」

「‥‥副作用?」

「あぁ。銀時が媚薬っつってたから総悟のとこならありそうだったから総悟から貰ったんだ。それの副作用として、倒れて救急車で運ばれるほどの頭痛がきたり、2週間寝たきりだったり、恋人を鬼畜なくらい犯したり‥‥」

「媚薬‥‥‥ってアレ本気にしたのか!!?」

「飲んだ瞬間全身がほてってきてさ‥‥自分で気持ちいいとこ触ってヤりまくってたら大声だして部屋飛び出して‥‥気づいたら今ここに」

「土方は、俺の玄関の前で倒れてて、起こしたらいきなり犯された‥‥」

「そうなのか‥‥」

「んじゃ、今度は俺が犯すわ」

「何でェェェ」



End
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