BL小説
□嫌々よも好きのうち
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攘夷時代。
それは過酷な時代だった。
沢山の人を殺さなければならない。
自分も殺されるかもしれない。
仲間が目の前で殺されるかもしれない。
そしてなにより‥‥
欲のはけ口が女ではない。
下の方も活発であった若い者が駆り出されたこの戦争。
強制的に同性愛になる―――
「う‥‥ぁ!!‥‥‥」
「‥や、‥‥ばい‥‥」
もちろん銀時や桂も例外ではなかった。
今日は比較的早く仕事が片付づき、「一緒に気持ち良くなって、スッキリしよう」という事で、セックスする2人。
「銀‥‥とっ‥‥‥イ、く‥‥!!」
「一緒にイこう」
そう言って腰を速め、甘いキスをする銀時。
「あ!あ!い‥‥く‥‥‥‥ぅあぁぁあぁぁっ!!!!」
「かつ‥‥ら‥‥‥っく‥‥ぅぅぅっ!!」
「っはぁ‥‥はぁっ」
「今日は何か締め具合がよかった‥‥あぁぁ‥‥思い出しただけで勃つわ‥‥‥」
「だってなんかいつも外真っ暗なのに今日は明るいから‥‥」
「こんな明るい時間からいやらしい事してるからか?」
「‥‥‥ッ///」
「ほぅ‥‥‥そんな事かぁ‥‥」
分かりきったような顔で桂を見下ろす銀時。
「みんなは好きな事してるのにこんな事‥‥」
「そんな事言って〜‥‥本当は好きなんだろ?こういうこと」
そう言った銀時は桂のモノを扱きあげた。
「ひゃぁっ!!!まだするつもりか!!」
「ん?俺のは常に臨戦体勢だからいつでもカムォン!!!」
「カムォン!!!とか言っといて押し倒してるってどうよ?」
「第2ラウンド開始〜〜」
「んっはぁ‥‥銀時‥‥‥」
嫌々と言ってた桂も結局は銀時の波にさらわれるのでした。
End