BL小説
□口紅
1ページ/3ページ
「これでよし‥‥っと」
銀時はパー子の姿をして“スナックすまいる”へと向かった。
繰り出した街はいつものように活気に満ち溢れ、銀時が好きな歌舞伎町だった。
あの人に会うまでは―――――
銀時は公園へ行き、飲み物を買って一服していた。
ふと時計を見ると仕事まであと10分。
ここからすまいるは‥‥と銀時は考え、15分だと答えが出た。
「やっべぇ!!!遅刻!!‥‥‥」
自分が女装してパー子になっていることを忘れ、男言葉を口にしてしまい、公園で遊んでいた子供達の視線がつき刺さる。
「あ、あらやだ、私ったら///」
そういいながらそそくさと出ていき、仕事場へと急いだ。
(もうすぐ仕事場っ‥‥)
スナックすまいるが見えると全力疾走で走る。
だが、路地裏から腕が出てきて気が緩んでいた銀時は呆気なく引きずり込まれた。
「誰だよ!!もうすぐしご‥‥と‥‥ば‥‥ヅラぁ!!?」
「ヅラじゃない、桂だ。‥‥少し私事(ワタクシゴト)に付き合ってもらう」
「はぁ!?俺も仕事あ‥‥ッ!!」
しん‥‥としていた路地裏に艶めかしいリップ音が響く。
静かからか、狭いからか、音が反響して耳を犯す。
「‥‥っ‥‥ん‥‥‥ふ」
「っ‥‥‥ん、ふ‥」
角度をいろいろ変えてキスしてくる桂に銀時はただただ翻弄される。
「ん‥‥‥んん〜〜〜〜〜っ!!!!」
無理無理と桂の身体を叩く。
「‥‥‥っはぁ」
ちゅっ‥‥という音と共に口と口に繋がる銀色の糸。
「‥‥なんだよ、いきなり///」
「ん、身体のほてりがおさまらんのだ」
「いや、その歳で自慰もできねぇのかよ」
「くしくもしたんだが‥‥お前じゃなきゃ無理だ」
「だから攘夷の時代は忘れて‥‥‥ってぎゃぁぁあっ‥‥‥‥!」
「‥‥大きな声出すな!!」
桂は銀時を押し倒し、半裸の状態にした。
「やめろ!外だぞここ!!」
「そんなの関係ねぇ」
「小島よしお!!!?‥‥あっ‥‥‥‥‥」
桂は銀時のモノをおもむろに取り出し、扱いたり、指で弾いたりした。
「あっ、んぁ‥‥‥あぁ!!」
「感度抜群だ‥‥」
「かつ‥‥‥桂っ‥‥‥もっと強く‥‥シて‥‥!!」
「銀時には敵わないな」
苦笑しながら桂は扱くスピードを早めた。
「あ゙ぁっ!!!イく!!イく‥‥‥桂ぁ‥‥‥」
もうすぐ頂点にいける時に桂はわざと扱くのをやめる。
「銀時、立てるか?」
「なんでだよ!先にこっち処理しろよ!!!」
「いいから早く立って♪」
「なんだよその♪は‥‥‥よっこらしょ」
「歩けるか?」
「おう!‥‥‥ッ///」
「どうした銀時‥‥やはり歩けぬか」
「あ!いや、大丈夫だ!」
銀時は立派なテントを張っている自身を目の当たりにし更に大きくなる。
その所為で自身が強く擦れ、また大きくなる。
「悪循環‥‥」
銀時が何気なく呟いた言葉に桂は敏感に反応する。
「どうした、銀時」
「あ、いや‥‥てか」
口の周り赤ァァア!!!!
光が降り注ぐ所で振り返った桂の口元は銀時の口紅でまっかっかだった。
「ここだ銀時」
「なんだよ、ここ‥‥」
「俺ん家だ」
桂は銀時を自室へと誘導した。
「さて続きをしようか」
「‥‥‥‥」
「恥ずかしいか?」
「はっ‥‥恥ずかしいもくそもあるか!なんで障子が全部開いてんだよ!!///」
「お前を見せびらかすために‥‥」
「見せびらかせんでいいわ!恥ずかしいから閉めろ!」
「はぁーい‥‥」
銀時を見せびらかすつもりが大反対され、障子を渋々閉めにいく桂。
「じゃあ‥‥脱いでくれるか?」
「恥ずかしいな‥‥」
「なんだ?さっきおち●ち●見せびらかしてたじゃないか。」
「コラーーー!!オブラートに包めよ!」
「んじゃ俺が脱がしてあげよう」
「よろしくお願いします‥‥‥」
「ん‥‥はぁっ‥‥‥」
「いい眺めだぞ‥‥銀時‥」
銀時は桂に見られながら自慰をしていた。誰かに見られる事によって更に自身を大きくなる銀時のモノ。
大股開いて自分に向かって乱れている銀時で桂の自身も膨らむ。
「あ、そうだ。」
「‥‥?」
何か思いついたようで桂は引き出しをあさる。
「あれ、ないな‥‥エリー!エリー!!」
「‥‥‥!!!!?///」
桂が誰かを呼んだのはまどろみの中でわかった銀時。とっさに自身を隠す。
するとサッと桂が銀時の前に立ち、着ている着物を広げた。
《桂さん、お呼びでしょうか?》
「俺の変装ケースを持って来てくれ。次来るときはちゃんとノックしろ。」
《わかりました》
足音も無しに去っていくエリザベス。
「っ‥‥///」
「どうした銀時」
「お前‥‥‥でかいな」
「そりゃ銀時の自慰みてるからな」
「‥‥‥‥」
コンコン
「エリーか?そこに置いておけ」
エリーが去ると桂は変装ケースの中を漁った。
「銀時、これ食べろ」
「なんだよこの変な色のアメは‥‥」
「いいから食べろ‥‥イチゴ味だ」
「まじで!?」
桂の嘘にまんまとのせられた銀時は疑う事なく口に含む。
「イチゴじゃねぇけど甘ぇ」
「‥‥‥」
ピンッ
桂は無言で銀時の自身を弾く。
「んはぁっ!!!!」
「効いているな‥‥」
「何食べさせた!?」
「お前が食べているそれが原因だ」
「はぁ!?」
ペッペッとアメを吐き出す銀時。
その行為を見て桂は声高らかに笑う。
「フハハハ!!それは即効性の媚薬だ」
「何っ!?‥‥‥‥ん‥‥‥はぁ///」
「おーおーかわいそうに‥‥」
「お前が‥‥やった‥‥‥ん‥だろ‥‥」
「そういやお前パー子だったな‥‥女の声出せよ」
「桂‥‥さん‥やって‥‥いれて下さい‥‥」
「ずっと女子やるんだぞ‥‥慣らすから力抜け」
「はぁぁああんっ!!!!無理ぃ!!!」
「っ///‥‥‥深呼吸だ、深呼吸」
「‥‥‥‥‥っはぁ‥‥」
「よし、奥まで入った」
「‥‥‥やぁっ!!!」
「銀時のいいところこんな奥なんだな‥‥」
「‥ん‥きゃあっ///‥‥‥そこばっかやめて!!‥‥」
「そうか‥‥」
そう言うと桂は指を抜き、秘部に顔を持って行った。
「汚い―――っ!!!はぁっ、や、あぁ!!!」
「結構感じるんだな」
ジュルッジュルと卑猥な音を出しながら銀時の秘部を貪る桂。
「あ、もうい‥‥れてよ‥‥‥」
「しょうがないなぁ」
桂は自身を取り出した。
「その前に俺を濡らせ」
そう言って桂は銀時の口に自身を押し付ける。
「んぅ!!?‥‥‥ジュ‥‥ジュル‥‥」
媚薬のお陰か素直に従う銀時。
「‥‥っよし‥‥いれてやろう」
言うか早いか、銀時を仰向けに寝かせ一気に奥までいれる桂。
「いっつ‥‥‥はぁ!!!あ、あ、奥‥奥当たってる!!!あぁぁああ!!!」
「気持ちいいか‥‥銀時‥‥」
「っ!?///」
耳元で甘い声で囁かられて全身が熱くなる。
「あ‥‥‥桂、イく‥‥‥」
「一回イっとけ」
「あ、ぁん‥‥‥‥っぁぁああ!!!!」
ぽたぽたっと銀時のモノから滴る白濁。
「っ‥‥‥」
「熱‥‥‥熱い‥‥‥中出‥‥し?」
桂は銀時のナカに白濁をだした。
「はぁ‥‥」と言うと自身を抜いた。
「なんか‥‥‥気持ち悪いよ」
「出してやるからこっちこい」
素直に聞く銀時。
桂は銀時をヤンキー座りにした。
「いくぞ‥‥」
「うん‥‥」
クチュ、クチ
クチュ
「あ、出てるのわかる」
「めっちゃ出したんだな、俺‥‥」
「そんだけ溜まってたってことだよ」
「出しても出してもおさまらなかったんだよ〜」
「なんでだろうね」
「あの媚薬飲んだから」
「え゙っ飲んだの?あれ‥‥‥」
「天人なめちゃいかんね」
「今頃?」
End