BL小説

□媚薬ケーキ
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最近やけに新八がかわいく見える。

甘味の食べ過ぎで怒られても、いつもダラダラしてて呆れられても嬉しい。

俺、とうとうMになっちまったか?

と一人でモヤモヤ考えてたとこに。

「銀さんっ!!ケーキ奮発してきましたよ!!」

「うわっケーキだ!!しかもホール買いじゃん!!」

「そうですよ。神楽ちゃんと定春は姉上のところに泊まってますから食べ放題ですよ、銀さん」

(銀さん反則だろ‥‥あ、そうだ!)

銀時の頭の上に豆電球が出た。

「新八、俺それアレンジするから貸してくれ」

「あ‥‥はい。どうぞ」


―――5分後


「出来た!!新八、食べてみろ!!」

「早いですね‥‥ってなんも変わってないじゃん!!!」

「あるものをかけたから食べろ」

「わかりましたよ‥‥」

『パクッ』とケーキを食べた新八。

『ふふふ‥‥』と不気味な笑い声をあげる銀時。

「ケーキの味しかしませんよ?」

「それでいいんだ。それ完食しろよ」

「意味わかんないよ!!もう‥‥」

グダグダ言いながらも新八は完食した。

「身体熱くないか?」

「熱いですね‥‥てか食べてる途中から熱かったです」

「よしよし‥‥」

「今日の銀さん変ですよ‥‥?」


―――2時間後

2人はいつも通りにすごしていた。

銀時はソファでジャンプを読み、新八は銀時の向かい側でお茶を飲んでいた。

「‥‥銀さ‥‥ん‥‥ちょっと熱っぽいの‥‥で寝床‥かしてくだ‥‥さい‥‥」

「大丈夫か新八。寝てこい」

銀時は新八の熱の原因がわかっていた。
風邪の熱ではなくて、媚薬の所為。
この媚薬はじわじわと効果が出てくるもので、ケーキにかけていた。
銀時もほんのすこしかけたが、いろいろやばい。
目茶苦茶に媚薬をかけたケーキを食べた新八は、自身が疼いてしょうがないだろう。

「はい‥‥」

そういって新八は寝床に行った。


―――1時間後

銀時は新八の様子を見に行った。

そぉ〜っと襖を開けてみると新八は自身を慰めていた。

媚薬で理性がギリギリだった銀時は、自身を慰めている新八で完全に獣と化した。

スパンッと勢いよく襖を開けると、新八は慰めていたモノを布団で隠した。

「よォ新八くん。ナニしてるんだい?」

「あ、あわっ‥‥‥ぎぎぎ銀さん!!!」

明らかに動揺している新八を銀時は優しく抱きしめた。

「そんなの銀さんに任せなさい。俺がシてやる」

「や、いいっ!!いいですよっ!!!!」

「俺のも限界なんだ‥‥」

そう言って新八の手を取って自身を触らせた。

「なっななな何してっ!!!?」

「俺、媚薬をケーキに仕込んだんだ」

「もしかしてアレンジってそれですか!?」

「あぁ。俺は少しだけだけど、新八のはバカほど入れた」

「!!!」

「この媚薬は遅効性なんだけどよ‥‥すっげー効き目あるみたいなんだ」

「僕がシコシコするくらいですからね」

「新八ならオブラートに包め。‥‥ほんの少しいれただけで俺がこんなんだかんな」

だから‥‥と言って銀時は新八を押し倒し、急速に攻めた。










「んぁ‥‥ぎ、銀さん‥‥あぁっ!!」

「やべぇなあの媚薬‥‥感度良すぎ‥‥」

「銀さん‥‥銀さ‥‥!!!」

新八は舌を出してキスを要求した。

「‥‥後悔してもしらねーぞ」

「いいから、早く‥‥‥んぅぅ!!!」

ちゅ‥‥くちゅ、ぴちゃ‥‥

「〜〜〜〜っはぁ!!!あぁ!!銀さんっ!!んんっ」

「‥‥‥」

「んぁぁっ!!ちく、び‥‥はぁっ!!」

「‥‥‥‥‥」

「もっと吸って‥‥ぁああああぁぁぁあん!!!!!」

「‥‥‥‥‥‥‥‥」

「し、たも触‥‥‥って!!!」

「新八‥‥挿入れるぞ」

「へ?‥‥ぃ゙ぁぁあぁぁぁあぁぁっ!!痛いっ!!!痛い、銀さぁあぁぁ!!!」

「‥ッ‥‥‥ッ‥‥」

「痛いよ!!!いた‥‥‥はぁぁあぁぁぁぁあぁぁっ!!!!」

「いいとこのここか?新八」

「あ、あ、や‥‥そこ‥‥‥‥ばっか‥‥ぁぁあぁぁ!!!!」

「もっと喘げっ‥‥‥!!!!」

「銀‥‥‥さん、イっちゃいますよ‥‥‥!!!」

「何回でもイかせてやらぁ!!!!」

「ぅ゙‥‥ぁぁあぁぁぁあぁぁっ!!!!!!!」











「腰痛い‥‥‥」

「俺もヤりすぎたな‥‥‥」


あれから2時間―――

ぶっ通しでアンアンしてた2人は腰痛が激しく、しばらく布団の上から動けなかった。

「元々は銀さんがあんなもの仕込むから‥‥!!!」

「新八が煽ったんだろ!!」

「いつ!!?僕普通でしたよ!!?」

「なんか新八がかわいく見えてさ〜‥‥」

「僕が通院してる眼科連れていってあげますよ?」






End
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