BL小説

□ブドウアイスと鼻血
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「あ゙ぢ〜…」

歌舞伎町は例年より15日も早く梅雨が明け、毎日暑い日が続いていた。

「梅雨時のジメジメも、この暑さも嫌いだ」

土方は身内しか知らない恋仲の人、銀時と久しぶりに取れた休みを縁側で楽しんでいた。

「土方の隊服は最悪だな。ピッチリしてるし、黒いから熱吸収するし、長袖長ズボンだし……」

「半袖はあるけど…サラリーマンで半ズボンの人………見たことあるか?」

笑いを堪えながら土方は言うが、堪え切れず豪快に笑い出す。

「久しぶりに見たよ、お前の本気で笑うとこ」

嬉しそうに銀時は笑う。




土方の笑いがおさまった頃、銀時がクーラーボックスからアイスをだす。

あの有名のグレコだ。

「これ。久しぶりに高収入だったから、買え「これ、グレコじゃねぇかぁあぁぁぁあ!!!!!!!」

(グレコとは、棒アイスの事である!!)


銀時が言い終わらない内に土方がアイスを引ったくる。

「お前はこれ。それは俺用だ」

銀時が差し出したのは、葡萄味のグレコだ。

「ありがとな」

そう言って土方は早々に袋を開け、アイスを食べはじめる。

隣でニヤニヤしている変態に気づかずに。

「美味い!!!やっぱグレコは違うなぁ!!!」

一口食べて、土方が言う。

隣には赤紫色をしゃぶる土方をムラムラしながら見ている変態がいる。

(あぁ、やべぇ……アソコ嘗めてるみてぇ……)

暑いのに、余計に暑くなる銀時。いや、変時。

「銀時?顔赤いぞ?大丈夫か?」

顔を覗き込みながら心配する土方に、鼻血を吹き出し、倒れる変時。

その倒れた所為で、勃っていたことがばれる銀時でした。

















「ん………んぅ………」

(なんか気持ちいい……?)

「んふぅ…………んっ……」

(何か下半身が………って)

「何やってんの土方くぅぅぅぅぅん!!!!?」

「勃ってたから、抜こうと思って」

(そんな心配してくれて、こんなことしてくれてるのォォォ!!!!?)

銀時は土方の部屋、俗に言う副長室に運ばれていた。

そして、勝手に嘗められていた。

「だからって勝手に……でも、銀さん大歓迎」

銀時は土方を腰に乗せた。

「………」

「ほら、黙ってないで自分でいれてみ?」

優しく声をかけ、催促する。

そしたら案の定、土方はすんなり従う。







「ぅあっ……銀っ……入らないっ……」

「絶対入るから。深呼吸して。そう、そんで、腰落とし「ぅぁあぁぁぁあっ!!!!」

土方は銀時の言う通りにすると、銀時のがナカにするする入り、一気に最奥を突かれた。

「やっべ土方…萌える」

「っ!!でかくすんなっ!!///」

最奥を突かれ、嬌声をあげた土方を目の前で見た銀時は、普通にしてても大きいブツを更に大きくした。

「……っで、次はどうするんだ?…///」

「続き……シたいんだ?」

「うっせぇ!!!」

「ツンデレな土方くんもかーわ―――っ!!」

言い終わる前に銀時は土方のパンチを一発喰らう。

「早く続き…………シて?」

「銀さん、ブレーキ利かなくなるよ?」

「いい」

「明日どうなっても知らないよ?」

「いいから早く…」

「誰か来ても知らないよ?」

「いいから早く触れよっ………///」

我慢出来なかった土方は銀時の手を強引に取り、自分の精器に当てる。

「―――!!!!」

「銀………時ぃ……」

土方は銀時の手を自分の手みたいに扱い、自慰をする。

「は……ぁっ………ぎ……とき……」

「土方くん…自分のやってること………わかってる?」

銀時は理性を無くし、獣の目をして、性急に土方を下にした。

「ぎっ…とっ…きっ……」

同じリズムで突き上げられる土方。

「………」

無言で突き上げる銀時。





その二人は快感だけを追っていた―――





「土方っ……出すよ……」

「出して、いっぱい……俺のナカに………んぁあぁぁぁあぁあぁぁぁあっ!!!!!!!!!!!!」

「う……っ」














「いっぱい出し過ぎなんだよ。めっちゃ違和感あるし……」

「オメーがいっぱい出してって言うから出してあげたんだよ!」

「っ///」

「へへっ俺の勝ちー♪………ほら、《せーえき》出してあげるからこっち向いて」

「わざわざ強調しなくていいんだよ!!……ったく…いいよ、トイレで出してくる」

そういって土方は部屋から出ていく。

「土方がトイレでアソコに指入れて俺の精液を出す………………」

銀時は土方の処理を想像し、鼻血を大量に出してぶっ倒れた。


処理が終わった土方は鼻血を出してぶっ倒れている銀時を発見し、こう思った。









―――――ふりだしに戻る・・・だな(笑



end
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