拍手小説

□縛
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【縛】 中岡慎太郎


「聞き分けて下さいっ!」



「やだ!今日は絶対にやっ!!」



頑として譲らない慎ちゃんを睨む…慎ちゃんは武士で、志も高くて、男気溢れていて…



だけど!



「今日だけは隣を歩かせてっ!」



龍馬さんにお使いを頼まれ、二人で行こうとしたのだけど…私が何気なく「手を繋いで歩きたいな」なんて言ったなら…



「ありえないッス」



の、一言だよ!?


慎ちゃんの背中見て歩くのは嫌いじゃない。でも!たまにはカップルらしく、手を繋いで歩いたっていいじゃない…!



「姉さん…聞き分けられない子にはお仕置きが必要みたいッスね」


「えっ!……きゃっ…!」






**********





「慎ちゃん…これ外してよう…」



複雑に絡み合った紐が体中を拘束し、肉をくいこませていた…



「姉さん…いやらしくて、はしたなくて、哀れで…綺麗ッスよ…」


「いやぁぁあ…!」





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