地下書庫

□第1章 風の王の死
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「本日ハ快晴ナリ」

同日同日午前9時00分
第128防衛拠点



状況が理解しきれないまま城を追い出され、
ショックのためか力なく自分の隊に戻ってきた...



スラッガー「どうしたんだシローン.お前らしくねえな.さては、またと突撃してフェザーさんにつかまってこっぴどく叱られたなー?いやあの人が怒るはずがねえな...まさか門番につかまったのか?あのコンビに...
ええ加減に、昇格試験うけるようにしろやこの隊長不幸者が.」

シロン「隊長そんなんじゃねーよ...」



スラッガー...俺のいる隊の教官であり、隊長だ.
口は悪いが、どんな時でも俺たちを信用してくれている.
第128守備隊が、下級部隊のトップの実力を誇るのも、
彼が、俺たちを鍛えてくれたおかげでもある.
それと、フェザーさんとの約束のつながりもある.



スラッガー「隊長には敬語使え.で城で何があった?」



コツン....
スラッガーは、シロンの頭をこずいたあとに質問した.
シロンは、城で起こったことを話した.
ガイラスに口止めされていることも忘れて...



スラッガー「なるほどなー.王様がな...シロン・サブプライド兵!!」



イキナリ大声でそう呼ばれた.



シロン「はっはい!?」

スラッガー「少し空飛んで気晴らししてこい.
 お前がそんな風にしてたら他のやつらに王さんが死んだ事ばれちまう.
それにお前のそんなツラ誰も見たくねえしな.気分が晴れるまで散歩にでも言ってこい!」



俺は、言われるがまま飛びたった.
雲の上はいい.
いい風が吹いていて、いつも晴れてる.
風は俺の味方.いつでも吹いてくれている.
そこに!!



?「ウィングトルネード!!」

シロン「おっと!」



敵?いや違う...



シロン「アイシスおまえなー.」

アイシス「ちぇっあとちょっとだったのにー...で、何で黄昏た顔してんのよ?」

シロン「うっせーな!」



さっきの攻撃は、挨拶みたいなもんだ.
このおそろいの飛行帽を被っているのは、アイシス.
俺の彼女だ...結構かっカワイイぜ...(赤面)



シロン「お前なー.もうちょっとおしとやかにしろよ.女なんだからよー.」

アイシス「うるさいわねー.私は、純粋で活発な女の子なのよ.」

シロン「どこが純粋だよ!?」

アイシス「で、あんたの失敗で、王様に大ケガさせったことで落ち込んでるの?」

シロン「ブッ!!誰に聞いたそんなデマ話!?」

アイシス「スラッガー隊長.」



スラッガーは、上からも部下からも信頼が暑く、よい隊長の手本だが、
シャレにならないことをいったりする漫談かである.



シロン「そんなことしたら極刑だろーが!」

アイシス「冗談よわかってるって隊長のしゃれだって.で何があったの?」

シロン「シャレになってねーよまったく.」



俺は、城のことを話そうとした...そのとき!!
スフィアから、突然放送が入った!!



トルネード軍司令塔『緊急事態!!緊急事態!!各部隊は、至急風の城に集合せよ!!ブリーフィングは、それから始める以上!!』

シロン「何かあったのか!?スマン俺行くわ!」

アイシス「わかってる行ってきなさい!!...気をつけてね...」



最後は聞き取れないような声でアイシスは言った.
シロンは、勢いよく城に向けて進路をとった!!
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