英雄の兄と落ちこぼれの妹

□正反対
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ハリーやジニーと共に秘密の部屋を後にするリアン

帰り道の途中、来る時には無かった筈の瓦礫の山があった

そこにはロンと記憶を失ったロックハート先生が居て、瓦礫の山を必死に崩していた


「君も此処に住んでいるのかい?」

『えっと…』


記憶を失ったロックハートに言葉を失うリアン

ロンは苦笑いしながらロックハートがロンの杖で忘却術を掛けようとして逆噴射して自分に当たったのだと言った

ここが何処で自分が誰なのかちんぷんかんぷんらしい

鼻歌を歌うロックハートにリアンは苦笑いをこぼす

行きはパイプの中を降りてきたが帰りは逆に登っていかないといけない

どうやって登ろうかとなったが、ダンブルドアのペットだったらしい不死鳥のフォークスがそれを解決してくれた

なんとフォークスは一度で五人全員を運んでくれたのだ

五人運んでいるというのを感じさせないぐらい軽やかな飛行にリアンは感心した

そしてトイレにたどり着くとマートルが出迎えてくれた

彼女は残念そうにハリーを見ながらこう言った


「もし死んでたら私のトイレに一緒に住んでもらおうと思ってたのに…」


苦笑いをこぼしながらフォークスを追い掛けてトイレを後にする一同

マクゴナガル先生の部屋の前に着き、ハリーがノックしてドアを開ける







2014/12/21

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