赤と白の交差点

□桜の奇跡
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「新八、神楽、花見に行くぞ」


「・・・銀ちゃん、今の季節わかってるアルか?」

「そうですよ銀さん。今は十一月ですよ。
桜なんか咲いてないじゃないですか!!」

そう、今は十一月で、桜は三〜四月に咲く花だ。
狂い桜が咲いてもせいぜい九月までだ。
なのに花見に行こうなんて・・・

「昔、辰馬達に教えてもらった場所で、
そこの桜は、一年中咲いているんだ。」

「すごいアル!!その桜見に行きたいネ!」

「それじゃあ、銀さん、神楽ちゃん
その花見は明日にしましょう」

「今から行っても着くのは夜になるし
昼のお弁当のざいりょうもないんだから・・・
今から行くのは無理だと思うよ?」

神楽は新八に言われ渋々納得してくれた。


その後は、少し前の依頼でもらったお金を持って大江戸スーパーに行き、明日の弁当の材料を買った。


その後は、銀さんは弁当の中身を作るために台所に立ち、新八と神楽はその邪魔にならないように、新八の家に泊まって行った。
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