甘い本C
□香水
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「香水?」
『つけすぎると臭ぇが、程よくつけると良い香りなんだぜ?』
『「ふーん」』
『そりゃ♪!!』
ゼロスがロイドに向けシュッ!シュッ!と霧吹きのような音が響く。
『うわっ?!』
『がきんちょは、これか?』
何処からともなく取り出したのは違う色の香水…
一つそれをジーニアスに振り掛ける。
「うわっ?!この匂いって……ブラックベリー?!」
『当たり〜♪プレセアちゃん気に入るといいな。』
「な、な、ななに!何言ってるのさ!!!」
でも……確かに気になる…プレセアってどんな匂いが好きなんだろう…
……コンコン
ガチャ
『ゼロスくん、ロイドさんジーニアス食事の用意できました。みなさん下で待ってますよ。』
ナイスタイミング…
『おー!わかった。』
『俺さますげー腹減った。』
早めに去って行く二人。