【songs】

□リング
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ありふれた言葉は 今も胸に残る
溢れ出す想いが 君の頬を濡らす
限られた時間は いつの間にか過ぎ行く
サヨナラを告げた…


白い息とイルミネーション 街を鮮やかに染めてゆく
流れているあの曲が 君の笑顔思い出させる

優しい言葉でいつも 心を満たしてくれた
それに甘えきっていた 情けない僕がいた

指折り数えても 数え切れない程の嘘
幾重にも重ね重ね つき続けて来た
今更どう足掻いても 過去は消せない
「これ以上は傷付けたくないから…」

ありふれた言葉は 今も胸に残る
溢れ出す想いが 君の頬を濡らす
限られた時間は いつの間にか過ぎ行く
サヨナラを告げた 俯く君は震えている


テーブルに置いたリング 寂しそうに光る
白い壁に反射する 丸で映写機の様
二人過ごした思い出を映し出す

自分勝手だって 最低だって分かっている
決して開き直っている訳じゃないけど
どんなに後悔したって 過ちは拭い切れない
「これ以上は側に居られないから…」

ありふれた言葉が 静寂をかき消す
溢れ出す涙は 止め処なくこぼれる
やりきれない想いが 胸を締め付けていく
サヨナラを告げた 泣き崩れる君を見ていられなくて


手を繋ぐ事も 寄り添う事も
僕にはもう出来ないよ
どうか幸せになって欲しい 最後のワガママ
「本当にごめん。」

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