俺の周りの奇妙な人間

□俺とヤーさんと学園の守り神
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爽やかな朝
窓から吹き込む冷たい風
そして…

「ゲホ! ガハガハ!!」

俺等の部屋に蔓延する風邪。


ここ、万里ン条学園は寮学校だ

俺は家からここまで来るのに軽く2時間かかるから寮生活をおくっている。

「ゲホ! おいキョウ寒いからしめろよー、風邪悪化すんじゃん」

ベッドの上で冷えピタを額にはり、暖かそうな格好をした鼻声のバカ…健吾が抗議の声を上げた。

「バカは風邪ひかんって嘘なんだな。つーかさお前が窓ガラス割ったんだろ!
ない窓どうやって閉めりゃ良いんだよ!!」

「体張れよ〜」

「俺がガラスになれってか!?」

「お前ならできる」

「全関節逆方向に曲げてやろうか?」

全く…風邪引くのも全部自業自得だろうが…。

「あんとき枕投げなんかしなけりゃな…」

…そう。窓ガラスが割れた理由は昨日健吾がなんか妙にテンションあがってて…
つーかめんどいから次のページに回想乗せとくわ
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