砂時計
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「なぁレスー、お前らどーすんの? その傷であのガキ堕としにいくわけ?」
「…難しいところですね…。首が繋がってる以上は堕としたいところですが…」
「ムリすんなって、今回はあたしらに任せろよ。
な! グロ」
「ああ。せめて痛みが和らぐまで安静にしとくのが良いぜよ」
「ごめんね、助かるっス」
「恩に着ます」
「いやいや、そんじゃ行くぜ」
「いってくるのぉ。戸締りはキッチリすんじゃよ」
水無月とレスの礼を聞いた後、ワルツとアレグロは金棒と長ドスを手に出て行った。
「…ねぇ、レスっち」
「あぁ。そうですね…」
「「あのガキどもタダじゃすまさねぇ…」」