噺*首(BL・NL)

□黄色い薔薇を貴方に
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腐向け
駄文
津軽が乙女

以上が大丈夫な方だけ閲覧くださいな
閲覧は自己責任

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「サイケ………」
「なぁに津軽?」
さっきまで寝ていたのか、津軽が虚ろな目を向けて話しかける。
「サイケは……………」
眠そうな目が俺をとらえた
「サイケは好きなやつとか居るのか?」
それはあまりにも唐突な質問で
俺には津軽が小さく見えた
いつもはおっきい背中がかっこよくて、
凄く頼れるのに
何故か今日は凄く頼りなくて、
津軽の言葉の真意は分からないけど俺は気付いたら津軽に抱きついてて









どれ程の時が流れただろう
津軽は俺の頭を撫でてくれて

『ありがとう』

そう呟いたんだ









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「あれ………サイケその薔薇どうしたの?」
サイケが嬉しそうに黄色い薔薇を手で包み込んだ
「津軽がねーくれたんだー」
にこにこ。にこにこ。嬉しそうに話すサイケは微笑ましい


「そこの戸棚に花瓶あるから使っていいよ」
「わーい」
ゴソゴソと戸棚を漁るサイケを見ながらふと思い出す

黄色い薔薇の花言葉は確か

友情









【あなたに恋をするかもしれません】









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