忍たま腐text

□五はちの日
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「そう言えばさあ、今日って五年生×鉢屋の日じゃね?」
ハチが思い付いたように言ったその一言で空気が固まった
そうか今日は五月八日だったなあ
なんて、俺は豆腐を食べながら考える
当の三郎は変に焦っているようで
「なっ急に何を言い出すかと思えば」
と大層憤慨のご様子だ

でも、俺には一つ気になっていることがある
「ねえ、八日ってことはハチもなんじゃない?五年生×八左ヱ門」
勘ちゃんのこの一言でまた、空気が固まった
「俺もそれが気になってた」
「あ、兵助も?」
俺と勘ちゃんは同じことを考えていたらしい
ハチは全く気づいてなかったようで、
「言わなきゃ良かった」
と嘆いていた
そこで焦り顔からニヤニヤ笑いに変わった三郎と口論が始まったわけだが

「‥‥‥」
「なあ雷蔵」
「何?兵助」
本を読んでいた雷蔵に声を掛ける
「五年生×ダブルはちの日活用してもいいと思うか?」
そう言えば
「いいんじゃない?」
と笑顔で返された
雷蔵は変なとこで大雑把だからか、特に何も考えずに即答してくれんだと思ったけど
「僕も楽しみだし」
どうやら俺の思いとは違ったようで
雷蔵はどんな風にしようか
なんて悩み出してしまった

とりあえずまだ、口論しているダブルはちを見ながら勘ちゃんと
「今夜は楽しくなりそうだね」
と笑いあった


五年生×ダブルはちの日!!

20110508

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