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□カルマ
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それでも信じていた


俺達がしたことには意味があると



何処かでは解っていた


それはただの悪あがきだったこと



最初から興味が無かった


例え見離されていたのだとしても




今思えば宿命なのだろう


光を浴びて輝くガラス玉が

空色に照らされ

夕暮れに染まり

夜を吸って混沌となり

綺麗だと持て囃され

いずれは砕かれ棄てられるように


俺達も
俺達の運命も

全ては宿命の上にある




そして

交わした革新的な約束





『全力でてめーをブッた斬る』





これもまた宿命






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