日向さんち。

□花火
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『任務終わったら合流するから、先に月冴とお祭り行ってて!』



そう言って任務に出たテンテンの言葉通り、ネジは月冴を抱いて木ノ葉の祭りへと来ていた。

里を挙げての祭りらしく街には数え切れないくらいの屋台が並び、祭りのフィナーレには花火も計画されているほど。



人々がごった返す中、一人で歩きたいとでも言うように腕の中で動き回る月冴を離さないように、更に腕に力を込めて人を避けるようにネジは歩いていた。




もうすぐ花火が始まる時刻。

見やすい場所を確保せねばとネジは河原へと足を速めた。








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