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名前変換無し(空で固定)のメモ的小ネタ。
◆風邪。
→風
私は今、体温計とにらめっこしている。なんで?どうして?ばかは風邪引かないんじゃなかったの?
「38度2分。完璧に風邪ですね」
38度2分…。どうりでさっきから世界がへんてこに見えるわけだ。熱なんて超が付くくらい久しぶりだなー。…でもよりによってなんで今日なのよ。神様のばか。
「はぁ…。」
「クスっ。空が風邪なんて珍しい。今日は大人しく寝ていなさい」
「…風、ごめんね」
「なんの事です?」
「今日折角きてくれたのに風邪なんて引いて」
「それがどうかしましたか?私はこうして空と居られるだけで十分ですよ」
そういって優しく微笑んで、蕩ける程甘いキスをした。
一に愛情、ニに看病。
(げほっごほっ。)(風ごめん!)(いえ、私もまだまだ未熟でした)
風邪は移すと治るってよく言いますよね!次は風が風邪っぴきです。因みに、サブタイは一に看病ニに薬を文字ったものです。
2010/12/18(Sat) 03:38
◆甘い、苦い。
→リボーン
私は極度な甘党らしい。もちろん、自覚なんてないけど。珈琲を啜りながら、買ったばかりの雑誌をペラペラと捲る。
「いいもん飲んでんな。」
コーヒーカップが浮いたかと思えば、頭上からずずっと珈琲を啜る音が聞こえた。
「リボーン!返してよ」
「お前、砂糖何杯入れたんだ?」
見れば口元をひくつかせ、うっすらと青筋を立てていた。
「4杯だけど…」
ごちん。
「いったぁ…。なにするのよ!」
「珈琲に砂糖なんて邪道だぞ」
「だって苦いんだもん。これでもちょっと苦いくら「有り得ねぇ」ちょっ、なにす…」
「口直しだ」
「……(キス…された…!)」
初めてのキスは甘くて、ちょっぴり苦かった。
(…ばかっ!)(お子様には刺激が強すぎたか?)(……。)(ククッ。)
2010/12/18(Sat) 03:19
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