『ゆーいちろうッ!』

「やっと来た!待ちくたびれたぁ!早く!ここ!」


昼休み、お弁当をもって9組へやってきたあたし。いつもは教室で友達と食べるけど今日は特別


『えっとね、おばあちゃんに聞いたら海開きは来週なんだって』

「あ、じゃぁ問題ねぇじゃん!」

『うん!あとは悠一郎の予定しだい、なんだけど……』

「しばらくは地区予選あるから無理だしぃ、地区予選終わったあと甲子園までちょっと期間あるからそこで行こ!」

『(甲子園、本気なんだ!かっこい!)悠一郎と旅行、楽しみだなぁ!』


そう、今日は夏休みに悠一郎と海水浴に行く予定をたてるために9組でご飯
といっても、あたしのおばあちゃんの家に2人で泊まりに行くというもの。決してホテルでラブラブ旅行とかそんなのじゃない(あたしはそれでもよかったけど)


「あ、水着!」

『あ、へ?なに?』


いろいろ考えているときな悠一郎が声をあげたから驚いた


「みーずぎ!もう買った?」

『あ、水着。ううん、まだ』

「にひっ!じゃぁさ!今度の日曜。部活オフだから、一緒に買いにいこうぜ!」

『一緒に!?』

「お前をオレ好みにカスタマーイズ!」

『か、カスタマイズ……!』


日曜の買い物に少しの不安は抱くものの、着実に迫っている夏休みへの嬉しさはその不安をかき消した

思い描くSEA BLUE
(悠一郎、と、旅行!)
(悠一郎、と、花火大会!)
(悠一郎、と、プール!)
(悠一郎、と、勉強会!)
(悠一郎、試合!)

スケジュール帳が悠一郎でいっぱい


リクエスト:田島

こちらの作品はSSSにて続編(君と見るSUMMER VIEW)公開中です
田島先生が間に合わなかったのでまた次回公開します


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