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□退魔師列伝 魔刃朱殺 第三話B
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レシートを飛ばすと同時に走り出して接近しておいた。
斧を持つ手を蹴飛ばし、武器を手放せさせる。続けてナイフで胸を斬り裂いた。
確かに手応えはあったのに、何故か俺まで背中が地面についていた。
「痛ぅッ!」
こめかみが痛い。こっちが斬った時に何かで攻撃されたのは明白だ。けど、斧は遠ざけたのに…。
二人同時に立ち上がる。寥はこめかみから少量の血を流し、ビリーは胸から血を流している。
「いつの間に…!」
ビリーは左手に鉈を持っていた。どうやら取出すと同時に柄の部分で攻撃されたらしい。
「良いだろぉ!この辺に来てから買ったんだぜぇ。ヒヒ。」
「この辺て何処だよ?」
「なんか大きい駅があるトコの商店街の裏の店だぜぇ。」
絶対アイツだ。学校の後に寄ったあの店だ。あのやろう、客ぐらい選べ!どう見たって不審者じゃないか。今度はもっと値切ってやる!
「ヒャッ!」
ビリーは鉈を大きく振りかぶり、投擲の体制に入る。
「ハァッ!!」
ビュンビュンと音をたてて回転しながら物凄い速さで飛んできた。
俺のマネか!?
ギリギリで避けることが出来た。飛んできた鉈は壁に突き刺さっている。
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