短編
□幼なじみ
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『幼なじみ』というものが
窮屈に感じるようになったのは
一体いつからなんだろうか
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トタトタトタトタ
軽い足どりで近づく足音
霊圧なんか感じらなくても、すぐ分かる
コンコン
「五番隊副隊長、雛森桃です」
ほら、思った通り
「入れ」
ガチャ
「こんにちは!日番谷君」
幼なじみの雛森だ
「…お前の足音目立つな」
「え?そんなにうるさい?」
キョトンとする雛森の顔
そんな顔で見られると、思わず目を背けてしまう
「ああ。…つーか、ガキの頃から聞いてたらいい加減わかる」