dream-long〜鬼道〜

□1回目のありがとう
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私は、どこにでもいる普通の中学生・・・だと思ってる。




「もうちょっと周りに興味を持とうな。」

毎回先生から言われるこの言葉。



否定する気はない。ご名答だ。実際、友達と呼べるほど仲がいい子なんていないし。




だからって気にしない。


興味を持つものがないだけだ。



今日だって、普通に学校行って、帰るだけ。



そう思ってたのに・・・。






「行ってきます。」


特に大きいわけでもない声を出して行く。


だが、その声に答えるべき親はいない。



二ヶ月ほど海外に出張していていないのだ。




「はあ・・・」




なんか学校行くのすら面倒だ。




そんなこと考えてぼーっとしていると、当然目の前への注意は薄くなる。












キキーーーーーーッッッ!















出来事は不覚にも起こった。

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