私は最強ヒロインです!!

□標的38{手紙に込める}
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シュッ


『……イタリアに来たはず…なのに何で目の前にスフィンクスが…


しまった。イタリアに行こうと思ったのにエジプトに来てしまった。

場所が近いからかな?


『こんな事してる暇ないのに…今度こそイタリアへ!!』


シュッ


『王立展示館とカールトン庭園…メッチャ絶景だけどさ、オーストラリアって…


何これ、どうやって間違ったら此処来れるわけ?自分が分かんないよ…


『こ、今度こそイタリアへ!!』


シュッ


『…イタリアだね。うん、イタリアだけどさ…ピサの斜塔って


何?私、心の奥底で世界遺産巡りしたいって思ってたの?そうなの??


『ヤバイな…間に合わなかったら如何しよう…』


ま、多分今度はいけるでしょうよ。


『んじゃ、今度は…ヴァリアーの元へ!!』


シュッ

ストッ


『…やった、成功した!!』

スクアーロ「う゛お゛ぉい、来るのが遅かったじゃねーかぁ!」

ルー姐「んもう、心配したわよ」

ベル「ししっ、もう少し遅かったら始める予定だったんだぜ?」

フラン「癒真さーん、また迷ったんですかー?」

『ハハハッ、まあね。何か世界遺産巡りしてた』


とりあえず、後もう少ししたらミルフィオーレの古城を攻めるらしい。

間に合ってよかった。


『それじゃ、はい皆さん!これ持って』

レヴィ「ん?何だこれは」

ベル「数取器?」

『えっと、これで倒した敵を数えて、数を競い合うゲームです!時間制限は十分!多くの敵を倒した人が優勝で、負けた人達は優勝者に何かプレゼントをあげる事になります!!』

ザンザス「…癒真、優勝者は貰うものを決めれるのか?」

『勿論!そうじゃなきゃ面白くないでしょ?』

ルー姐「面白くなってきたわ♪」

『でしょ?十分後、何処に居ても分かるくらいのアラーム音が響いて、三秒後に何処かに集まるように瞬間移動させるから、

それと、ズルすれば体が麻痺して三分間動けなくなっちゃうから気をつけて!』


こうでもしないと、ベルやレヴィ辺りがズルしそうだからね。


スクアーロ「う゛お゛ぉい!!何時始めるんだぁ!!」

『ん〜、もう少し待って。カウントして〇(ゼロ)って言ってから開始ね。』


今、十二秒前だからね。

………


『…十…九…八…七…六…五…』

ベル「ししっ、ワクワクするし」

フラン「ミー久しぶりに頑張りますー」

レヴィ「…ボスのため…」

ルー姐「頑張るわぁ」

ザンザス「フンッ、こんなカスどもに負けるか」

『四…三…二…一…〇!!』


サッ!!

ゲーム開始!!
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