私は最強ヒロインです!!

□標的37{決戦前日…}
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ツナたちが修行を開始してから、私達は和室に戻っていた。


了平「ならば拳と匣を交えるまでだ!!

恭弥「僕は構わないよ」


…私と哲…草壁はでっかい襖を背に座っていた。

哲は正座、私はお姉さん座りと言われるもので…


了平「極限に止めるもの、何もなし!!」

草壁「いいえ、さっきから私が止めてます!くだらない理由で守護者同士がバトルなどやめてください」

『あ、その言葉言わないほうが…』

了平「どこがくだらぬ理由だ!!俺は屋敷に入れるのにチビ達は出入り禁止とはどういうことだ!!!」

『ほら、余計ほえた』

草壁「…」


もう何回繰り返してんの?いい加減止めて…


恭弥「本当は君だって入れたくないんだ。君を見てると闘争心が萎える」

了平「何を!!極限にプンスカだぞ!」

『…プンスカとかいい年こいて言ってんじゃねーよ(ボソッ)』

草壁「Σわ、わかりましたわかりました。私が向こうのアジトでランボさんとイーピンさんと遊ばせて貰います。それで勘弁してください」

了平「しょうがない…では一ラウンドだけだ」

恭弥「僕は構わないよ」

草壁「ダメです!!話し合いをして下さい!!」

『…哲、大丈夫だから二人の相手してあげて?』

草壁「癒真さん?」


ハハッ、もう無理だね!我慢の限界。


『…二人に反省してもらうね♪』

草壁「!!?まさか…も、もう少し待ってください!」


そういうと哲は襖を開けて、二人に話しかけながら向こうに行った…






その数秒後。


「「ギャアァァァァアァァァァァ!!!!」」


という、何とも恐ろしい叫び声が響いたとさ…
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