私は最強ヒロインです!!

□標的34{最強の守護者}
2ページ/5ページ


獄寺は今、γに首を持たれながら持ち上げられていた。

その負っている傷は酷いもので、いたる所から血が出ている。

山本はさっきの攻撃でまた気絶していた。


γ「そろそろ吐かねーと…取り返しがつかねーぞ」

隼人「だ、が…」

γ「ん?何か言ったか?」


ペッ…

γの問いかけに答えるように、獄寺は口に入っていた血を…γの顔に吹き付けた。

これが意味するのは…


γ「…………なるほど、そうかい」


バァッ

γはキューで獄寺を自分から離すように上に弾き飛ばし…


バキッ!!

思いっきりキューで地面に叩き付けた。


γ「なら、此処で死んでいけ。お前らをうちの白い連中にくれてやるつもりもないんでね」


そう言いながら電狐をだし、

ババババッ


γ「雨の守護者もいま楽にしてやる……あばよ」


シュッ

バッ

ドオォンッ


γの後ろから、何かが飛んでくるような音がした。

それは微かなものだったが、γは気づき電狐でガードした。

その時生じた音から、物凄いパワーがあったものと容易に想像できた。

γは警戒し、さっき何かが飛んできた方を見る。


?「君の知りたいことのヒントをあげよう。彼らは過去から来たのさ」


攻撃で生じた砂埃がはれてきた時、男の声がした。

γは男の言う内容に驚いた。


?「僕は愚かじゃないから、入れ替わったりはしないけどね」

γ「……何やらアンタ、詳しそうだな……だが、ドンパチに混ぜて欲しけりゃ名乗るのがスジってモンだぜ」

?「その必要はないよ。僕は今、機嫌が悪いんだ。

君は此処で…咬み殺す」


そこには、雲雀恭弥がいた。
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ