私は最強ヒロインです!!
□標的34{最強の守護者}
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癒真が神様と修行をしている期間、ツナ達は無事ボンゴレアジトに着く事が出来、今の状況とこれからするべき事を知り、そして…今まさに……
………………並森神社に来ていた。
γ「さあ、お遊びは此処までだ」
隼人「!!」
今、獄寺と山本はミルフィオーレのγ(ガンマ)という男と戦っていた。
最初は仲間割れのようなものをしていたが、二人で連係プレーをし、γと戦う。
しかし、最近この世界に来た二人とこの世界で鍛えているγとはやはり格が違う。
山本は気絶し、残ったのは獄寺のみとなった。
γ「確かに、お前らの若さにも驚いたが、あのボンゴレファミリーだ。それくらいの情報操作はありうる…。だが、ボンゴレの十代目が生きてるとしたら、こいつはただごとじゃあない
奴が射殺される所は…多くの同士が目撃してるしな」
γの口から出てきた言葉は、今の獄寺にとっては残酷なものだった。
それと同時に、獄寺を挑発するにはもってこいの言葉だった。
隼人「!!…てめ…てめーらよくも!!」
ボウッ
隼人「許さねぇ!!!」
ドウッ!
獄寺は怒りに任せγに攻撃…
しかし、冷静さを失ったものはγには効かなかった。
獄寺が出した炎を使ってγの匣兵器が、まるで滑るように、吸い込まれるように獄寺の元へ行き、獄寺に攻撃した。
倒れた獄寺の首の左側にキューをスレスレで突き刺す。
そして、十代目が生きているわけと今、何処にいるかを聞く。
しかし、簡単に答えるわけもなく…
隼人「だれ…が、てめーなんかに…」
γ「…それと、もう一つ気になるんだが」
グチャッ
γは獄寺の左手を思いっきり踏みつけながら言う。
獄寺は踏みつけられた傷みで悲鳴を上げる。
それを気にせず、γは続ける。
γ「お前らのつけているリングには見覚えがある…どういう冗談だ?」
グキ…メキャッ
γが疑問に思うのも当たり前。獄寺や山本がしているリング…ボンゴレリングは、この世界にはないもの。
…ボンゴレ自身が壊したものなのだから…
γは手を踏んでいる足に力を込め、捻るようにする。
隼人「あぁあ!!!」
獄寺はこの傷みで、さっきよりも大きく悲鳴を上げる…
すると
ビュッ
ガキィッ
武「ハァ、ハァ…ハァ……ハァ……」
さっきまで気絶していた山本がγに竹刀の時雨金時で攻撃しようとする。
しかし、それはいとも簡単にキューで止められる。
γ「拷問には一人入れば十分だ。お前は無用なんだ」
バリバリバリッ
すると、γの両サイドにγの匣兵器…電狐(エレットロ・ヴォールピ)が現れ…
バリバリバリッ
凄まじい電気のような攻撃を山本に浴びせた。