私は最強ヒロインです!!
□標的32{自問}
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コンコン…
不意に、ドアのノックする音がした。
今は風邪のせいか分からないけど、気配を感じる事が出来ないし…
ま、ここに来てノックするって事はツナママの知ってる人だろうし?大丈夫か
『はい…居りますよ?』
そういうとドアが開いた。入ってきたのは…
『…バジルに…ランチア…?』
バジル「はい、癒真殿が風邪をひかれたと聞いてランチア殿とお見舞いに来ました」
ランチア「…大丈夫か?」
『大丈夫…じゃない、かな?はじめて風邪ひいて…』
バジル「は、初めてですか?癒真殿は体が丈夫なんですね」
ランチア「…今こうして風邪をひいてる時点で丈夫とは言えないがな」
『そうだよね〜ランチア、ナイス突っ込み!』
しばらくこんな感じで話してたんだけど、バジルが時計を見て、飛行機の時間が…って言うから、飛行機?と聞くと、
バジル「急な招集がかかってしまって、今日、イタリアに…」
『…そうなんだ。じゃ、ちょっと待って』
私はそれを聞いて四次元ポケットからある物を二つ出した。
『はい、これ。飛行機って何かと物騒だからね…お守り』
バジル「…ありがとうございます!大切にしますね!」
ランチア「ありがとな癒真。だが、少し映画の見すぎじゃないのか?今時はそんなに物騒ではないぞ」
『何言ってんの!いつ何時事故にあったり事件にあったりするか分かんないんだからね!特にマフィアは』
ランチア「…それもそうだな、有難く貰っておく」
『うん、そうして(笑)』
こうして、二人はイタリアに向けて旅立った…(この言い方、カッコいい…)
それからしばらくすると、ツナが帰ってきた。
そういえばツナは知ってるのかな?バジル達が帰る事…
そう思った私はツナに言うと、ツナは知らなかったようで…ダッシュで追いかけていった。
こういう時は速いんだよね…
ガタッ
ランボ「…ピクニック?」
『…ラ、ランボ?』
ランボ「ランボさんもピクニック行く!!」
ダダダッ
『ランボーーーー!ピクニックじゃないんだよ!!?っゴホッ、ゲホ!』
ランボ、もっとよく話を聞こうね…
それから少しして、ツナがランボをつれて帰ってきた。
私はちょうどその時、リビングにいたからすぐに気づいた。
ツナは私を見ると、リボーンが消えた事を話してくれた。
…十年バズーカで未来のリボーンが出てこなかったってことは…
…………いや、まさか…でも……