私は最強ヒロインです!!
□標的31{祝勝会}
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カラ…
ツナ「こんにちは」
武父「へいらっしゃい!ツナ君御一行!!」
あ、ツナ来たんだ!ヤッホー!皆さんお久しぶり!
争奪戦終わった今日は、武のお父さんのお店でランボの退院祝い…と見せかけた争奪戦の祝勝会をする事になったんだけど、
人数が多いから、武のお父さんも苦労するんじゃないかと思って手伝いしに朝早くからここに来たんだよ?私って偉い!!(ナルシ!?)
ま、そういいながら本当は一番乗りで高級寿司を食べに来たんだけれども…(え!?)
武パパが本当に困ってたみたいだったから手伝った。因みにその時、こんな完璧な子が武の嫁さんになってくれれば…何て言ってたけど、お世辞が上手いよね!(お、お世辞なんだろうか…?)
ランボ「がははっ!この寿司うまいんだもんね!」
京子「ホントに美味しいね」
ハル「ハイ!すっごくデリシャスです!」
ツナ「え、同じ寿司なのにそんなに味変わるの?」
ハル「はい!ツナさんも食べてみてください!!」
ハルはそう言ってツナに二つの皿に乗せた寿司を差し出した。
最初にツナは右の寿司を食べ、あとから左の寿司を食べた。
ツナ「…!ホントだ!左の寿司の方が美味しく感じる…!」
ハル「でしょ?山本さんのお父さん!このお寿司は誰が作ったんですか?」
武パパ「お?あぁ、それは…」
よし!私の出番だ!!
パッ!
『じゃ〜ん!私が作りました!!』
「「「癒真!?」」」
ツナ「癒真何処にいたの!?」
『裏の方で沢山寿司握ってたんだよ?それも私が朝からここに来て手伝った物なんだからね!』
ハル「え!?癒真はお寿司握れたんですか!?」
京子「凄いね!流石私の癒真!!」
『いや、実は今回初めて握ったんだよ?武パパの教え方が上手くてすぐに作れたんだ!!』
ツナ「(私のってとこツッコまないの!!?)」
武パパ「いや、癒真ちゃんが飲み込み早いからだ!本当にうちの子になってもらいたい…」
『いやいや、お世辞でも嬉しいですよ!私もこんなお父さん欲しいです!!』
武パパ「お!本当か!そりゃあ嬉しいな!」
ランボ「癒真!!ランボさんそれ欲しいもんね!」
ランボは、私の手にある新しいお寿司が入った寿司桶を指差した。
ここで渡してもいいけど、少し言葉きちっとさせようかな?
『うん、いいよ!でも、ちゃんとお願い出来たらね?』
そう言うとランボは少し考える素振りをして…
ランボ「…それください!」
ツナ「ランボが敬語使ったー!!!」
『よし、ランボいい子だね!はいどうぞ』
私はランボの目の前の机に寿司桶を置いた。
すると、嬉しそうに食べだし、私は何だかペットに餌付けしてる気分だった。
ツナ「…ランボ、敬語いつ覚えたんだ…?」
『それは私がイーピンに日本語教えるついでに、ランボに教えたんだよ?』
ツナ「いつの間に!?」
『皆が争奪戦のために修行してるときにね』
私がそう言ったら、ツナは本当に癒真、修行してなかったんだー!!!
って、絶叫?してた。てか、こんなんに嘘つかないよ!
京子「ツナ君、何してるの?」
ツナ「え…」
おっと、私はお邪魔かな?
『じゃ、お二人さんはごゆっくりどうぞ!』
やっぱツナと京子ってお似合いだよね〜。
私が離れてから、ツナがまた叫んでたけど…そんなに嬉しい事、あったのかな?
京子「…私の癒真に近づかないで?(黒笑)」
ツナ「ひいぃ!」
そして夜。