私は最強ヒロインです!!

□標的30{戦いの終わり}
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了平と癒真は体育館に向かっていた。


『…ザンザスって恐ろしいよね…あんな形相で殺すとか言われたら子供泣くよ…』

了平「…確かにな…極限恐ろしい顔だぞ」

『そういえば、私達ってこのリストバンド使ってないよね』

了平「ん?何か使い道があるのか?」

『当たり前じゃん!これテレビっぽいって言ってた本人がその質問してどうすんのι』


癒真はリストバンドを見てみた。

そこには何かに操られたように苦しんでいる山本と獄寺の姿が…


『ヤバイ!了平いこう!!』

了平「おう!極限だー!!」


二人はダッシュで体育館まで走っていった…


そして数秒後。

二人は体育館に到着。それと同時に了平は今まで三角巾で支えていた右手を三角巾から外した。


了平「…癒真、お前に頼みたい事があるのだが…」

『…いいよ、了平のその手じゃ無理があるかもしれないからね…私もするよ』

了平「!…あぁ、すまない…」

『気にしないでよ!私達友達じゃん!!』

了平「そうだな!極限に感謝する!」


二人は心を落ち着かせるために深呼吸をする。

そして、


了平「いくぞ癒真!」

『了解!』


ズザァッ

二人は片方の足を思い切り引き…


『「極限太陽(マキシマムキャノン)!!!」』

カッ


ゴアァッ!


カラッ…


『やった!成功だね了平』

了平「おう!極限に成功だな!」


二人の極限太陽は体育館をぶっ壊した。

それにより、マーモンの幻覚から逃れる事が出来た山本・獄寺・クロームは何とか無事であった。

それから皆で急いでツナ達がいるであろう場所…グラウンドへと急ぐ…


ザンザス「だまれ!!俺は名にXの称号を二つ持つ男XANXUS!!」

『言っちゃ悪いけどさ…あれって違うと思うんだよね』

「「「「?」」」」

『いや、さっきのザンザスの発言だけどさ、X=10で十代目って言ってるけど…それ、ザンザスの誕生日が十月十日だからだと思うんだよね…』

「「「「……それの方が合ってると/思う…/思うぞ…/思うな…/思う、な…」」」」

『でしょ?』


癒真の言葉に共感する四人であった…

そして、癒真達は急いでグラウンドへ…


『あ、ツナだ』

隼人「何だと!?十代目!」

武「ツナ!」

『凪、行こ!』

凪「うん!」


急いで階段を下りる皆、そして目にしたのは…


隼人「ああ!!」

「「「!!」」」

ベル「どいつもこいつも新ボス誕生のために立ち会いごくろーさん」


まさに今、ベルがザンザスの指にリングをはめる瞬間だった。
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