私は最強ヒロインです!!
□標的26{ヒロインの力}
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前回までのあらすじ。
雲のリングの戦いで雲雀はモスカを一瞬で倒し、戦いは雲雀の勝ちで争奪戦自体もツナ達の勝利のはずだった。
ところが、ザンザスがモスカの回収という理由で雲雀の前に現れ、二人が戦い始めて直ぐ、モスカの暴走がはじまった。
敵味方関係なしに攻撃するモスカを止めるために修行から大急ぎで駆けつけたツナ(ハイパー化)がモスカを止めにかかる。
ツナは最後と言わんばかりにモスカの体を焼ききった。
これでモスカは止まった……しかし、中から九代目が…
その場にいた全員が息を呑む。
九代目は最後の力を振り絞りツナに何かを伝え、息絶えた。
その後直ぐ、癒真がその場に着く。
全力で走ってきた癒真にリボーンが銃を向け、きつい言葉を放った。
癒真はその通りだと認め頭を下げる。
その動作で涙がこぼれ地面に…
リボーンはそれで自分が八つ当たりの様なものを癒真にしていた事に気づき謝るが、癒真は否定した。
自分はこの場面を漫画で見ていた唯一九代目を救える人。
それなのに、忘れていた自分。
そんな自分を責めながらリボーン達に
『今から、私の“血”と“力”を使って九代目を生き返らせる、だから、』
これから起こることには、驚いたり、声を出したりないで。
そういった。癒真は血まみれの両腕で何をするのか…
それは、これから分かる。