私は最強ヒロインです!!
□標的25{一つの命、消えるトキ}
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癒真は、荒く息をしながらツナ達の居る所に近づく…
その時、
カチャッ
リボーン「………癒真、知ってたんだろ、何故言わなかったんだ…」
ツナ「リ、リボーン…」
リボーンは癒真に銃を向け、殺気を放っていた…しかし、その手は微かに震えている。
癒真はそれを、悲しみを帯びた目で見ていた…
『…ごめん、全部、…私のせいだ…私が、思い出していれば…もっと、もっと、はやくっ…ごめん…ホントに、本当にっ、ごめん!!!』
癒真はツナとリボーンに頭を下げる。
そのとき、癒真の足元には一つ、湿った土があった…
リボーン「…すまねぇ、癒真に言っても仕方ねー事だしな…」
『…ううん、本当のことだから…九代目、今…』
今、助けるからね…?
ツナ「え、どういう…」
癒真は、九代目を助けるといった…
九代目を、助けると…
リボーン「癒真、どういう意味だ?九代目は…息も、もう…」
『大丈夫、私が助ける。九代目が息してなくても、私が、生き返らせるだけ…ただ、それだけ…』
「「「「!?」」」」