私は最強ヒロインです!!

□標的22{同点}
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骸「惰弱な」


骸の右目から、炎が出た

ズバババッ!


マーモン「!!」


いきなり、骸の動きが早くなり焦るマーモン


ツナ「あの目の炎は!格闘能力の修羅道だ!!」

マーモン「ムムゥ!格闘の出来る術士なんて邪道だぞ!!輪廻だって僕は認めるものか!!」


さっきの余裕が無くなったように見える。


骸「ほう」


逆に、骸は余裕そうだ。


マーモン「人間は何度も同じ人生を無限に繰り返すのさ

だから僕は集めるんだ!金をね!!」


その瞬間、マーモンの頭上にいる巻きガエルが光った

グニャアアァ…

すると、体育館がぐるりと回ったようになった


ツナ「わあっ」

武「うおっ、床が!」

コロネロ「バイパーの奴、力全開だぜ」

リボーン「そーするしかねーだろーな」


コロネロ、リボーンは、自分達の相棒のファルコ、レオンを使い非難した。

一方、癒真は…


『うわぁ、スッゴイね〜(ズズッ)』


何故か歪んでいない床の上に幻覚で出したコタツがあり、その中に入り、まったりゆっくりお茶を飲みながら観戦していた。


「「……」」


それを目撃してしまった二人。

他の人たちは頭が混乱しており気づいていない。


コロネロ「…癒真、凄いな…コラ」

リボーン「…霧の守護者の選択ミスったんじゃねーか…?」


…今は言っちゃいけないんじゃ?


リボーン「気にすんな」


いや、気になるでしょ


コロネロ「うるせーぞ管理人!さっさと進めろ!コラ!!」


はい…


骸「クハハハ!強欲のアルコバレーノですか、面白い…だが、欲なら僕も負けません」


ガッガッ!

ドドドドドッ!

骸が三叉槍を自分の横にある床に突き刺すと、火柱に蓮の花とその茎が巻き付いているような物が何本も現れた


マーモン「なに!?」


これにはマーモンも驚いている


ベル「す、すんげっ」

レヴィ「夢でも見ているのか…う、うぷ…」

お兄さん「ぐむ…ふらつくっ、」

隼人「、吐き気が、するぜ…」

コロネロ「幻覚汚染が始まっているぜコラ」

リボーン「あぁ、脳に直接作用する幻覚をこれだけ立て続けに食らってんだからな」

ツナ「(ズキッ)!!グッ、」


皆が吐き気に襲われている中、ツナは激しい頭痛にあっていた


マーモン「ムッ、これほどの幻覚能力…おまえ何処で…」

骸「地獄界にて」

マーモン「ふざけるな!!」


マーモンのフードの中が光ったと思うと

ピキイィィイッ!

火柱が凍ってしまった


ツナ「うっ、うぅ…頭がっ!!」


ツナが頭痛で苦しみだした


武「ツナ…?」

隼人「十代目!!」

お兄さん「沢田!!」

『ツナ!?』


癒真は急いでツナの元に駆け寄る。


ツナ「頭が、割れそうだ…」

武「大丈夫かツナ!」

ツナ「何だ…?この感じ…!?

うっ!!!今度は頭の中に入ってくる…」

隼人「十代目!?」

『やっぱり、ツナの見てるもの…一緒に見れないんだね…』


癒真の小さな声は、誰にも聞こえていなかった


ツナ「(ズキンッ)!?…癒真?」

『え、私?』


原作には無かった言葉を口にしたツナ


ツナ「父さん…!骸……」


ドドドドドドッ

マーモンの分身達が骸に突進する

それを骸は三叉槍を回転させ防いでいる


マーモン「とった」

骸「!」


防ぐことに集中していた骸は、横に来ていたマーモンに気づかなかった


マーモン「死ね!」


ビャッ!

ブワッ

パクンッ!!

マーモンのフードが開き、骸を包んでしまった

そして、刺が出た巻きガエルが

グチャッ

刺さった…


ツナ「ああ!!」

武「お、おい!」

犬「骸さん!」

千種「……!!」

『……』

マーモン「……!!バカな!!」


マーモンは何かを感じた

その瞬間

バアァァン!


骸「堕ちろ、そして

巡れ

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