私は最強ヒロインです!!

□標的22{同点}
1ページ/4ページ


霧が凪を包み、次に現れたときにはなんと“六道骸”になっていた。

これには皆驚いている


バジル「だ、誰なんでしょう…?」

ザンザス「……」

隼人「六道骸…間違いない…」

ツナ「骸、無事だったんだ…」

骸「お久しぶりです、舞い戻ってきましたよ……輪廻の果てより」

コロネロ「奴が霧の守護者の正体なのかコラ」

リボーン「(ニッ)」

マーモン「…ウム、六道骸…どこかで聞いた名だと思ったが、思い出したよ

たしか一月ほど前だ。復讐者の牢獄で脱走を試みた者がいた

そいつの名が六道骸」


マーモンはさっきの攻撃でダメージを受けた体を起こしながら言う


『え、ウソでしょ?』


漫画では骸は犬と千種のために脱走したはず…

今はその必要は無いと思うけど…


マーモン「だが脱走は失敗に終わったはず…さらに脱走の困難な光も音も届かない

最下層の牢獄にぶち込まれたと聞いたよ」

「「!!」」

骸「クフフフ、ボンゴレが誇る特殊暗殺部隊ヴァリアーの情報網も、たかが知れてますね」


骸は少し馬鹿にしたように言う


マーモン「ム…」

骸「現に僕は此処に在る」

マーモン「面倒くさい奴だなぁ、良いよ、ハッキリさせよう、君は女についた幻覚だろ」


そういいマーモンは吹雪を起こした

ゴッ…


骸「おや」


ピキピキ…


ツナ「うわあ!!」

バジル「吹雪です!」

お兄さん「寒い、凍えて死んでしまうぞ!」

『あ!骸が!!』

マーモン「幻覚で出来た術士に負けてあげるほど僕はお人よしじゃないんだ」


マーモンは骸を凍らせながらいう

ピキピキ、ピキ

キイィィィン

骸は完全に凍ってしまった…


マーモン「さて、化けの皮をはがそうか」


マーモンの顔からハンマーが出てきた


マーモン「最も砕け散るのはさっきの女の体だろうけどね」


そのまま骸に突進するマーモン

このままだと骸は砕けてしまう

そのとき、

ズバンッ!

ギュルルル

マーモンの真下から何かが出てきた

それはマーモンに絡みつき……蕾が開いた


コロネロ「蓮の……花…」

骸「クフフフ、誰が幻覚ですか?」


氷がとけ、骸が出てきた


マーモン「ムグ!!何て、力だ…!く、苦しい…」

コロネロ「あのバイパーを圧倒してるぜ…」

リボーン「あれがツナの霧の守護者、六道骸だ」

ツナ「やっぱり本物なんだ…」

隼人「しかし、だとしたらさっきまでの女はどーなるんですか」

『隼人、凪と骸を分けて考えちゃいけないよ?』

リボーン「癒真の言う通りだ。

クロームがいるから骸は存在し、骸がいるからクロームは生きていられるんだ」

ツナ「い、意味わかんないよ」

リボーン「今はこーするしかねーんだ(ボソッ)」

『……骸…』

骸「さぁ、どうします?アルコバレーノ
のろのろしていると、グサリ…ですよ」

マーモン「ムウ!図に乗るな!!」


ブアッ!

マーモンは蓮の花から出てきて、自分の分身のようなものを作り出した
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ