私は最強ヒロインです!!
□標的21{あの男、登場}
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ツナ「うわあ!」
バジル「火柱が…凍った!」
お兄さん「何だこの寒さは!?」
コロネロ「不覚にも幻覚にかかっちまったぜ、コラ」
リボーン「俺もだぞ、さすがバイパーだな
癒真、大丈夫か?」
そういって癒真の方を見ると
『(ズズッ)はぁ〜、温まるね〜。ミカン出そ♪』
ポンッ♪
『やっぱコタツ、お茶、ミカン、三セットだよね〜(笑)』
リボーン「………癒真、幻覚使えんのは知ってたが、バイパー以上なのか?」
『んごんご、んん…ぷはぁ、そうなんじゃない?私の幻覚使えてるし、リボーンもコタツ入る?』
リボーン「…じゃあ入るぞ」
内心、癒真の強さは計り知れないなと思ったリボーンだった。
マーモン「幻術とは人の知覚…すなわち五感を司る脳を支配するということ
術士の能力が高ければ高いほど支配力は強く、術にかかる確率も高まり、よりリアリティを持つ。
そして術士にとって幻術を幻術で返されるという事は…」
ビキビキッ…
マーモン「知覚のコントロール権を完全に奪われた事を示している」
凪の足全体が凍った
ツナ「ああっ!」
マーモン「どうだい?忌まわしきアルコバレーノの力は…さぁ、君の正体を暴こうじゃないか」
凪「……!」
凪は、幻覚を作ろうと念じる
マーモン「もう何を念じてもムダだよ、君はすでに僕の幻覚世界の住人なのだからね」
マーモンが左の人差し指をクルクルと回す
ブゥン
凪「きゃあ!」
ドギャッ
凪「あうっ」
『凪!』
凪「うっ」
ガバッ
凪は何故か三叉槍を急いで手に取った
マーモン「ムム、どうやらその武器は相当大事なもののようだね」
マーモンは左手を握るような動作をする
凪「ダメ…ダメーーーーーーッ!!!!」
パァン…
三叉槍が、砕けた…