私は最強ヒロインです!!
□標的9{優しき心は貴方の中にも…}
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『ん…』
「おい、起きろ!」
うるさい…誰
私の眠りを妨げる奴は…もれなく落書きの刑に処すぞー
「Σ何物騒なこと思ってんの!?いくら俺でもそれは嫌だぞ!?」
ん…?
ガバッ
『骸が変態!!』
「意味わかんねーよ!?何いきなり!?」
『あ、神様が遭難した♪』
「お前頭どうした!?俺は遭難何かしないぞ!しかも楽しそうな顔しながら言うな!!」
『………………。』
「………………。」
『………バカ。』
「Σ何で!?」
『にしても暗いな?灯り無いの?』
「いきなり話変わったな…此処はお前の精神世界だ」
ふーん…え?
『私の?』
「そう、お前の」
『…私の精神世界は、何かこう…暗いな』
「そうだな♪人間の精神世界でこんなに暗いのなんて俺初めて♪」
『もっと生き物とかがいると思ってた…あ、生き物の死骸』
て事は、前はいたんだ…
「何呑気にしてんだ?精神世界で死骸何て普通見ないぞ〜」
『へー…そうなんだ。やった、珍しいの見れた』
「(はぁ…)兎に角、早く此処から出ないとな」
『そだね〜で、どうやったら出られるの?』
「普通はどっかに扉があるはずなんだが…此処にはない」
『…ない?じゃあどうやって出んの』
「骸を直接攻撃しないと駄目だ。
骸が弱ったり、気絶したりしたら、俺の力で出せるんだがな…」
『じゃあツナに任せよ♪』
「ま、それしかないよな♪」
『「アハハッ♪」』
………人任せ…