私は最強ヒロインです!!

□標的9{優しき心は貴方の中にも…}
1ページ/8ページ


『ん…』

「おい、起きろ!」


うるさい…誰

私の眠りを妨げる奴は…もれなく落書きの刑に処すぞー


「Σ何物騒なこと思ってんの!?いくら俺でもそれは嫌だぞ!?」


ん…?

ガバッ


『骸が変態!!』

「意味わかんねーよ!?何いきなり!?」

『あ、神様が遭難した♪』

「お前頭どうした!?俺は遭難何かしないぞ!しかも楽しそうな顔しながら言うな!!」

『………………。』

「………………。」

『………バカ。』

「Σ何で!?」

『にしても暗いな?灯り無いの?』

「いきなり話変わったな…此処はお前の精神世界だ」


ふーん…え?


『私の?』

「そう、お前の」

『…私の精神世界は、何かこう…暗いな』

「そうだな♪人間の精神世界でこんなに暗いのなんて俺初めて♪」

『もっと生き物とかがいると思ってた…あ、生き物の死骸』


て事は、前はいたんだ…


「何呑気にしてんだ?精神世界で死骸何て普通見ないぞ〜」

『へー…そうなんだ。やった、珍しいの見れた』

「(はぁ…)兎に角、早く此処から出ないとな」

『そだね〜で、どうやったら出られるの?』

「普通はどっかに扉があるはずなんだが…此処にはない」

『…ない?じゃあどうやって出んの』

「骸を直接攻撃しないと駄目だ。

骸が弱ったり、気絶したりしたら、俺の力で出せるんだがな…」

『じゃあツナに任せよ♪』

「ま、それしかないよな♪」

『「アハハッ♪」』



………人任せ…
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ