逆トリ!

□07日目
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翌日。


『ふあぁ…朝?』


私はあの後、骸と一緒にお母さんに骸が見つかったと報告。

そしたらお母さんは私が骸を見つける前に骸を見つけていたとのこと…

しかも場所は此処。私の苦労を返せ。


コンコンッ


『あーい…』


あ、“はーい”を“あーい”って言っちゃった。


「歌儚、もうそろそろ朝ご飯らしいので来て下さい」

『わかった!直ぐ行くー』


もうお母さんの体調は大丈夫らしい。

料理は体調万全のときにしかしないのが、お母さんの掟らしいから。



リビング


『「いただきます」』

「どうぞ!」


今日の朝ご飯は和食だった。


「そうそう歌儚、威が戻ってくるらしいわよ?」

『っ、ゴホッ…ン!』


のどに詰まった!お茶お茶!!


「!?大丈夫ですか!?」

『(ゴクゴクッ)っぱー…助かった…ありがとう骸』


骸が気付いてお茶を渡してくれた。…それに背中もさすってくれてるし…


『もう大丈夫だよ?本当にありがとう』

「いえ、気をつけてくださいよ」

『はーい』


お母さんよりお母さんらしいよ。


「まぁ、フフッ、二人とも仲良くなっちゃって!お母さん微笑ましいわ//」

『何故そこで顔を赤くするの!?』


というより、お兄が帰ってくるって…


『まさかもう退学したの!?』

「違うわよー、威はそんな感じな子だけど、今回は続けるらしいわ。で、戻ってくるって言うのは一時的なものよ?というより一日だけだったはずだわ」


何だ、そうだったんだ…安心した〜…


「あの、その“威”と言う人は…」

「あぁ、骸君は知らなかったわね。威は歌儚のお兄ちゃんよ!」

「………歌儚のお兄さん?ですか…?」


そういうと骸は何だか難しい顔をしだした。私が声をかけても聞こえていないらしく、仕方ないので食事開始。

暫くして、骸は元に戻って食事を取り出した。

………なんだったんだろう?




。。。。。
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