付録
□標的41{帰宅}
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昼。
ビアンキ「じゃあ、ちょっと散歩に出てくるわ」
『私も行く!霧出てきての散歩は初めてだから楽しみ!』
ビアンキ「そう…じゃあ行きましょ」
こうしてビアンキと散歩に出たんだけど…
『…?ビアンキ、道に誰か倒れてる』
ビアンキ「!隼人ね…」
道の端の方で隼人が寝ていた。何やってんの!?
ビアンキ「とりあえず、家に運ぶわ」
そういうとビアンキは隼人を背負い、家に向かって歩き出した。
後ろ姿カッコいい!
家にて。
コンコンッ
『ランボー、イーピンー、隼人ー、入るよ?』
ガチャッ
隼人を運んで来てから、ツナの部屋にほぼ放置みたいな感じになってたけど…大丈夫かな?
ランボもイーピンもこの部屋でお絵かきするって言ってたし…てか、ランボいるのに静か過ぎない??
『…何やってんの、隼人』
隼人「クソッ、どうして俺はいつも…」
『隼人ー?』
ツナのベットに小さく丸まって何か言ってる。
隼人「チックショー、俺は十代目の右腕だってのに…」
『…ん、んんッ…≪隼人、どうしたの?≫』
隼人「あ、姉貴!!?」
『やっと気付いた!やっぱりこれが効果的か…』
隼人「おい癒真!さっき姉貴の声が…」
『あぁ、それは私。私の特技が増えたんだよ?』
私は、声帯模写を、覚えた!(ポ●モン風?)
とりあえず、隼人から何で落ち込んでたか聞いてみると…
隼人「俺がここで寝込んでる間に十代目は三つ目の試練を終えてらっしゃったんだよ!」
『マジか、そりゃあ落ち込むね…でも、次があるじゃん!次は逃さないように此処に来れば良いんじゃない?迷惑にならない程度の時間帯に』
隼人「…!そうか、それだ!最初からご一緒してりゃあ良いんだな!!」
そうと決まれば、早速家に帰って寝るぞー!!
そう言いながら帰って行った。