私は最強ヒロインです!!

□標的33{他答}
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……未来、ミルフィオーレ本部


?「カルマ君、あの子達は…」

『大丈夫です、俺の読みは当たりました。これで、あいつらを消す事は容易いかと…』


真っ白…全身が真っ白な…頬に三つ爪のマークがある男が、目の前に居る男と話をしていた。

目の前に居る男は、美形の男で、黒い短い髪に黒い目…日本を思わせる容姿。

服はキチッとした…真っ白い男が着ているような隊服ではなく、ラフな格好で、この場に居なければ普通の一般人と思われるような格好だった。


?「それで、隊服はどうしたの?僕は君に用意したはずだけど…」

『あれ、ですか…俺はあんな肩っ苦しい格好は苦手なので…』


どうやら、男は隊服が苦手なようだ。

その答えに、真っ白い男は…そっか、じゃあ仕方ないね…と、強制せず、男の意見に納得した。


?「でも、やる事はやってるよね?真六弔花の“裏の”リーダーとして」

『それは勿論です。このミルフィオーレのボス様に言われればやるしかないでしょう?白蘭さん?』

白蘭「ふふっ、そうだね。僕が言ってるから君は放棄できないんだね」

『そうですよ。俺は息抜きしによく外に出てたのに、白蘭さんが俺には出来ないような大役を俺にやらせてるんですから…今度、白蘭さんのおごりでスイーツショップに行きましょう!それでチャラにしてあげますよ』

白蘭「…男同士で行くの?」

『あ、じゃあ、白蘭さんが女装して行きましょうか!』

白蘭「…カルマ君が女装しなよ?僕は似合わない」

『…それこそ俺の言葉ですよ。絶対に吐き気をもよおします』

白蘭「そんな真顔で言わなくても…じゃあ…ラーメン食べに行こう!僕のおごりで」


この言葉に、カルマと呼ばれている男は目をキラキラさせて…


『じゃあ守って下さいよ絶対!!では俺は“水”の様子を見に行きますので、失礼します』

白蘭「うん、じゃあね」


パタンッ


白蘭「…大役が出来ない何て言ってたけど、彼にしか出来ないからね…裏のリーダーは…」


その戦闘力と、知力、いや…全てにおいてミルフィオーレ一なんだからね♪







続く
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