私は最強ヒロインです!!

□標的15{神の守護者のお仕事}
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G「…………………」

雨月「…………………」

『…………G、これを“遊び場”と呼ばずに何と呼ぶ?』


執務室に到着したのはいいけど、扉は開けちゃいけなかった…

まあ、開ける前からわかってたよ?

だって前、道に迷って適当に扉を開けて遊んでた時



バサバサ…バザー…


『ん?何の音だろう』


ガチャッ


ジョット「うっしょ、」


バサバサ…


ジョット「もう一回!」


バサバサッ


『…………何やってんの?ジョット』


ビクッ


ジョット「…………」


サッ!


『いや、急いで片付けても意味無いから。バッチリ見ちゃったから』

ジョット「…………仕方ない」


サッ


『…………何が仕方ないの!?何でバットだしてんの!

それで頭殴っても記憶から無くならないよ!!』

ジョット「チッ…」

『チッじゃないよ!』

ジョット「癒真、今見た事はGや雨月には黙っててくれないか?」

『はぁ…仕方ないな、でもその書類の中に大事な内容が書いてたらヤバくない?』

ジョット「それは大丈夫だ。なんたって“超直感”で判断してるんだからな」

『そこ、胸張って言うことじゃないよ。明らかに“超直感”の無駄遣いだから』



………何て事があったんスよ、センパイ(誰?)

兎に角、怒ると結構怖いGと、優しい笑みを浮かべながら刺々しい言葉を延々と言う雨月に見つかっちゃ…


「「ジョット/プリーモ」」


ビクッ


ジョット「…………あ、」


バサバサーッ


『私しーらない』


サッ

パタン

後ろから私を呼ぶ声がした気がした。







気のせいだよ

ハハッ





ジョットが二人から解放されたのは、それから五時間後であった。



続く♪
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