黒い封印
□第2章
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スキュールはちゃんと意味があって、この無人島にきた。
ミチアスには悪いが、まだなんで来たかは教えられない。
ミチアスを本当につれてきてよかったのか、まだ悩んでいる。
あんなか細い子にこれから始まる危険な冒険に連れて行っていいのか・・・。
寂しいからという簡単な理由で連れてきてしまった。
ここは、入り口なのだ。
「もう!スキュールさん!ご主人!!!聞いてます!?」
「ごめんごめん。なに?」
「おなかがすきました。」
「荷物の中に入ってるよ。」
「入ってません!!!」
その言葉をきいた瞬間スキュールは、体をすぐに起こした。
最悪だ。いつ、忘れてきたんだろう。
ありえなない。
まさか最初から食べもに困るなんて考えてもいなかった。
ほんとに、これから、冒険を始めてもいいのだろうか・・・・。
つづく