戦場の赤い悪魔
□後片付けはしっかりしましょう!
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いつもと違う対応をされたことがひどく頭にきた。
思わず飛び出してきてしまったけど・・・。
おそらくすぐに見つかって説教されてしまうだろう。
それほど悪いことだとは思わないのだから勝手にさせてほしかったのに。
「どこへ行こう・・・・?
そうだ、アソコなら・・・きっと」
そして、1隻の宇宙船が地球へと飛び立っていった。
その頃のケロロ小隊。
いつものとおりくだらない、成功率が皆無の作戦会議が行われていた。
いや、それすらもぐだぐだでめいめいが好きなことをしてとりあえず時間をつぶしているようだった。
が。
いきなり緊急警報が鳴り出した。
そして数瞬後、トロロの乗った宇宙船が基地へと降り立った。
「来たヨ〜?
これからしばらくいさせてもらうからネ。
よろしく〜プププッ」
その瞬間、ケロロ小隊になんともいえない空気がただよった。