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□気づいて(切ほの)
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「レンく〜ん?」

ガチャっ・・・

「何?寝てるの?」

何故君はいつも人のベットに寝るんだい?

そっと起きないように
ベットに寝るレンに近づいた

「・・・?レン?」

壁側を向いて横に寝るレンを覗き込むと
寝ているレンの目蓋から涙が流れていた

「はぁはぁ・・・」

オレは長い長い螺旋階段を

一生懸命上っていた

その先をマスターが歩き追いつかない

マスターを呼ぼうとするが声が出ない

そしてマスターは扉の向こうへ

行ってしまった

バタン・・・・

「っ?!」

扉の閉まる音と同時にレンは飛び起きた

「・・・マスター?」

何だったんだろう・・・ とても嫌な夢を見た

夢が夢なだけに 疲れた

ってかいくら夢の中でも

声が出ないとショックだなぁ〜

俺らVOCALOIDにとっては

耳と目と声は致命傷だからな



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