あか★つき日和

□翔ぶが如く!
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大鎌を振り回し、鬼気迫る形相の飛段に押し負け、渋々座らされるサソリとトビ。


飛「だぁれが胡座かけっつたよサソリちゃんよぉ!?
説教喰らう時は正座だろ正座ぁ!!
トビてめぇ!!座り方女みてぇでキモいんだよ!!正座しろ正座ぁ!!」

サソ「何で上から目線なんだよ糞がぁ!!
つか、お前正座5分ももたねークセに偉そうに正座とか言ってんじゃねーよ!!(怒)」


逆ギレしたサソリに『細かいコトはいいんだよ!!』と言い放ち、2人の前でヤンキー座り←
どっかのコンビニ前でたむろってる兄ちゃんみたく、偉そうな面になった。


飛「んでぇ!?お前らさっきからマジで何言っちゃってんの?
デイダラちゃんが何?誰のだってコラ!?ちょっ、カモン!デイダラちゃん!!」

デイ「Σ何か呼ばれちゃった!?」


先ほどから蚊帳の外になっていたデイダラは、急に呼ばれたので髷を逆立てた。
んで、飛段の隣に正座させられる始末。




飛「お前らなぁ、こんなに可愛い髷ちゃんを困らせて恥ずかしくねーの?
いい年こいて駄々っ子ですかぁ?独占欲丸出しですかぁ??」



腹立つホド挑発的な態度&顔の飛段に、さすがのトビ(マダラ)もお面の下で青筋を浮かべた。



トビ「なんなんだよお前…(怒)
急に出てきてその態度、死ねばいいのに」 ボソッ

デイ「 Σぅん!? 」 ビクッ


↑何か聞こえちゃった方




飛「とにかくよぉ、デイダラちゃんを物扱いするとかマジありえねぇから!
コイツはお前らの玩具ぢゃねーの!!わかる?俺様の大っ事なダチなんだよ!!よく奢ってくれるし!」

デイ「奢ってねーぞ。ツケだツケ ぅん」 即



即答したデイダラに『ツケ?何それ美味しいの?』って言った飛段は、もちのロン殴られた。

そこで先ほどから苛々してたサソリは、ふと思った…




サソ「独占欲…玩具…
おい、飛段。お前、なんのハナシしてやがんだ…?」

飛「あ゛?言わねーとわかんねぇのかよ!この変態親父!!
お前ら、デイダラちゃんの取り合いしてたんだろーが!!」


サソ「取り合いはしてたが…


どちらが真の相方か、って内容でだぞ?」




数秒の沈黙。

飛段の表情が固まった…



デイ「………えっ、と
飛段お前、何?なんだと思ってたんだ?ぅん」


トビ「わかったぁ!
飛段さんアレでしょ!!僕とサソリさんがデイダラ先輩をホモ的な意味で取り合ってたって思ったんすよね!?
キャー!飛段さんやらしぃー♪」



Σスパンッ!!っと、トビの後頭部を叩いて、飛段は黙り込んだ…




サソ「お前の頭ん中花畑だな。どーしてそうなったんだよ」


飛「だっ!だってよぉ!!
デイダラちゃんだって悪いんだぜ!?
泣きながら助けてとかゆーから…」

デイ「旦那がキレたらオイラじゃとめらんねーからな。
誰かに泣いて頼まねーとな!ぅん」

↑悪気なし


サソ「はっ!
勘違いもほどほどにしやがれ!!
…で?何か言うコトは?」




立場逆転。
今度は恥ずかしくてうつむいた飛段を、サソリとトビが偉そうな面で見ていた…





この日、飛段は初めてジャシン様以外に頭を下げたんだとか…



(end)
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