あか★つき日和
□約束
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角「起きてるなら返事くらいしろ」
ドアの向こうには角都がいた。
飛段は口をへの字に曲げて仏頂面になった。
飛「…んだよ。
俺、飲み過ぎて頭いてーんだわ。
用があんなら明日「 今から飲みに行くぞ。付き合え 」 はぁ!?」
それだけ言うと角都は踵を返して廊下の闇に紛れていく。
飛「おまっ、今からって!
人の話聞いてんのかよ、オイ!!」
角「さすがに肉を今食いたいとは思わん。
だから、お前のおごりは次の機会だ。
…済まなかったな」ボソッ
飛「 えっ?
ちょっ、角都今何て…」
角「行かないなら置いていくぞ//」
足音が遠退いていくので
慌てて後を追った。
何だか嬉しくて、
頭痛も眠気をぶっ飛んだ。
飛「 角都のおごりだからな♪ 」
角「何を寝ぼけたコトを。
割り勘だ」
次の日、
吐くまで飲んだ2人はメンバーたちに
路地裏で保護されたらしい。
(完)