あか★つき日和

□約束
6ページ/6ページ



角「起きてるなら返事くらいしろ」



ドアの向こうには角都がいた。
飛段は口をへの字に曲げて仏頂面になった。



飛「…んだよ。
俺、飲み過ぎて頭いてーんだわ。
用があんなら明日「 今から飲みに行くぞ。付き合え 」 はぁ!?」



それだけ言うと角都は踵を返して廊下の闇に紛れていく。



飛「おまっ、今からって!
人の話聞いてんのかよ、オイ!!」


角「さすがに肉を今食いたいとは思わん。
だから、お前のおごりは次の機会だ。




…済まなかったな」ボソッ


飛「 えっ?
ちょっ、角都今何て…」

角「行かないなら置いていくぞ//」



足音が遠退いていくので
慌てて後を追った。
何だか嬉しくて、
頭痛も眠気をぶっ飛んだ。





飛「 角都のおごりだからな♪ 」


角「何を寝ぼけたコトを。
割り勘だ」









次の日、
吐くまで飲んだ2人はメンバーたちに
路地裏で保護されたらしい。



(完)
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ