Blush

□無料お試し恋愛
1ページ/2ページ



○月×日。
今から無料お試し恋愛始めます




サソ「 よぉ、我愛羅。いや、風影サマと呼んだ方がいいか? 」


突然入った情報から里に暁の一員、赤砂のサソリが単体で乗り込んできたとの報告を受け、
我愛羅は忍装束に着替えている隙に、背後を捕られた。

瞬時に砂がサソリを捕らえにかかるが当人も捕まる気はないらしく、軽い身のこなしで一定の距離をとった。

その隙にしっかり忍装束を着込んでる。


サソ「あいっかわらずつれねーヤツだなお前。
もちっと仲良くいこーや」


我「黙れ。俺は今ムシャクャしている。
くだらんコトを抜かすと殺す」


そう。
今我愛羅は最高潮にムシャクャしている。
その理由は、ナルトとケンカしたから…


サソ「あ゛ぁ!?俺だってムシャクャしてんだよ!!」


何故か犬歯剥き出しで逆ギレしてくるサソリ。


サソ「デイダラの野郎が浮気しやがってよぉ!!マジあり得ねぇ!!(怒)」


我「知らん!髷の浮気話など余所でやれ!!」


サソ「知らんで済むか!!
いいか、ウチのデイダラの浮気相手…
九尾のガキだぞ!?」



その一言で我愛羅の目が見開いた。
ナルトが、浮気…?












我「 いや、ないな 」


一瞬考えて、あり得ねぇと言いたげな表情になる我愛羅。


我「ナルトには常に俺の砂分身を付けている。浮気したらスグに分かる」


どうやらナルトには、プライバシーという権利はないらしい。


サソ「チャクラの無駄遣いだな。
俺の場合、デイダラが気付かない内に発信器や音声マイクとか服に仕込んだぞ」


何を自慢気に語っているのか。
このオッさんも重症だ。



我「で。こんなくだらん嘘まででっち上げて里に乗り込んで来て、何の用だオッさん」

サソ「 …う゛っ((汗 」



結局嘘だと判明。
戦闘態勢に入っていた我愛羅はやれやれとため息をついて椅子に腰を掛けた。
次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ