Blush

□気まぐれ医師
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どっかの海のどっかの島にある小さな診療所。『 赤砂診療所 』。

そこには、名高い天才医師がのんびりのほほんと毎日を気ままに過ごしていた。


サソ「あ゛〜〜〜〜〜♪
暇って最高だな。今日休む!
定休日にするか」


珈琲にクリームを大量に注ぎ、スプーンでくるくる。


デイ「 だーめーだ!!(怒) 」



Σバシン!!っと頭を叩かれる天才医師。
珈琲がこぼれた。

サソリをしばいたのは、診療所に勤務しているデイダラ看護婦。以前、勤務していた病院でクビになったところをサソリに拾われた。

今作品では女の子である。
しかも、サソリに密かに(?)恋しちゃってる。


サソ「いってぇ…
お前のせいで俺様の脳ミソたちが思考停止を宣言し出した。今日マジで休む」

デイ「バカ言ってんじゃねーぞ旦那ぁ。
アンタの脳ミソはマグロだ。休んだら死ぬぜ?うん」


こぼれた珈琲をモップで拭き取りながら、デイダラはメモを渡した。


サソ「なんだよ。ラブレターか?
間に合ってまーす(棒読み)」

デイ「アホか!///
さっき電話で予約が入ったんだよ!!」

サソ「おいおい誰だよ。休みっつてんのに予約かけて来やがったヤツは!
保険入ってても倍の金額請求してやらぁ!!」

デイ「今日は休みぢゃねーし、ソレ犯罪だろ!?うん!」


今日は休みじゃなくなった赤砂診療所。


サソリはやれやれとため息をつき、曇った眼鏡を白衣で拭き取った。

そこでふと、いや、ニヤリ(黒笑)…

それに気付いたデイダラが見てはいけない物を見た時の表情になった。
こーゆー時のサソリは、ろくでもないコトを考えているから…



サソ「なぁ、デイダラ…
俺、今めちゃくちゃ良いコト思いついたんだが…ゲヘヘッ」

デイ「Σ近寄るなオッさん!!
笑い方気持ち悪っっ!!」

サソ「まぁ、聞けよ。俺の胸ポケットに入ってるコレ、なーんだ?」


ぐいっとデイダラの手首を掴んで、サソリの胸ポケットに押し当てた。





デイ「ちょっ、旦…///………ん?」


ごそごそと取り出してみると…


デイ「 小瓶? 」


小さな小瓶が出てきた。
中に液体が入っているが、瓶が黒くて色まではわからない。


デイ「なんだいコレ?」

サソ「コレか?俺が暇…ぢゃあなくて、
薬品を片付けてた時に出てきた媚薬だ」

デイ「Σなんつーモン作っとんじゃオッさーん!!!」


ぶんっ!と投げたらサソリがスライディングしてキャッチ。
こーゆー時だけ瞬発力が半端ない。


サソ「おまっ、何てコトすんだよ!
俺の自信作、苺味媚薬にぃぃ!!」

デイ「子供用歯みがき粉かぁぁ!!」


その後軽く言い合いに。
まぁ、サソリは媚薬を作るまでの過程を語ってデイダラはそれにツッコミを入れてた感じ。


サソ「…てなワケで俺は見事ナルガを討伐し、ヤツの唾液をベースに作ったワケだ!」

デイ「ゲームとごっちゃにすんな!!
つか、ソレをどーすん…」

サソ「 飲め(笑) 」


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