Blush

□あの頃の僕ら
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薄暗い部屋の中、
聞こえてくるのは甘い喘ぎ声。

サソ「こっち向け…デイダラァ」

デイ「だ…んなぁっ」

ベッドの上で2人は抱き合い、深く口付ける。体の芯から熱くなるのがわかる。


嗚呼…なんて幸せなんだろう












サソ「 5ヶ月 」

デイ「 うん? 」

シングルベッドに2人で入って向かい合った。先ほどの余韻に浸っていると急にサソリが口を開いた。

サソ「お前が組織に入ってから俺のもんになるまでの月日だ」

デイ「うん?それがどーしたんだよ」

サソ「なんつーか…長くねーか?」

デイ「 何が?? 」

キョトンとしたデイダラの顔を見て、やれやれとため息をついた。

サソ「お前が俺のもんになるまで5ヶ月もかかってんだぞ?長すぎる」

デイ「いや…((汗
そんなもんじゃねーの?」

サソ「バッカ。長いもんはなげーんだよ」

眉間にでこぴんを打ち込まれ、悶えるデイダラ。涙目で睨み付けてきた。

デイ「…ソレ、旦那がわりぃんだぞ。うん」

サソ「あン?
何で俺のせいなんだよ」

デイ「……それは、そのっ」

もごもごと口ごもるデイダラ。
布団の中で繋いだ左手に少し力が入った。



デイ「オイラ…あの日からずっと、
旦那のコトしか…見てねーし…うん///」














ヤバい
このガキにどっぷり浸かって
おかしくなりそうだ
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