Blush

□好きだから
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最近、変に短気になった。
いや、元から短気な方だと思うケド
何だか…




イタ「サソリさん、ちょっといいですか?」

サソ「あ?何だ??」




飛「サソリ〜!!」

サソ「Σうぉっ!抱きつくな!!」










………ムカつくんだ。うん








サソ「おい、デイダラ!聞いてんのかよ」

デイ「……うん」

今、よーやく愛しの旦那がオイラの元に帰ってきた。
他のヤツ何かといて欲しくなかったのに…

サソ「 ? どーした?
犬のウ○コ踏んだみてーな顔して」

誰のせいでそんな顔してると思ってやがる。その前にどんな例えだよ!!

オイラの表情は曇るばかり。
その理由を知らない旦那は首を傾げるばかり。

サソ「んな顔してたってわかんねーよ。
言いたいコト言えや」

言いたいコト?
あるに決まってんだろ


デイ「何でイタチと一緒にいたんだよ」

サソ「イタチとは将棋してただけだ」

デイ「何で抱き付いてきた飛段をすぐに離さなかったんだよ」

サソ「アイツが酔っ払ってたから離れなかったんだよ」



どうしてかな…
旦那の言葉を全て疑ってしまう
物凄く苦しい


今、目の前の旦那が困ったような顔で頭を掻いている。
多分…いや、確実にオイラが今にも泣きそうな顔だから…かな?

サソ「あ゛〜…その、アレか。
嫉妬した?」


返事の代わりに旦那の唇に食らいついた。
角度をかえながら何度も何度も。
その度に涙が溢れていく。

必死にキスをして、息苦しさで唇をはなした瞬間、旦那の舌がオイラの口を抉じ開けて中をグチャグチャにしていく。
息が苦しいのもお構い無し。
されるがままに深く深くオイラを狂わせていく甘いキス。

オイラは足の力が抜けて座り込んでしまい、キスを中断した旦那がネットリとした唾液を拭ってくれた。

火照った頬に旦那の冷たい手が触れ、とても心地いい。

サソ「泣くホド嫉妬してくれたんだな」


オイラの顔を見て低く笑う旦那の余裕が羨ましい

デイ「…だって」


好きだから
自分でも気づかない内に
旦那の周りの物全てに敵対心を抱いてしまうんだ

誰にも触れて欲しくない
オイラだけの大切な人なんだから…


サソ「…嫌な思いさせちまって悪かったな」



そう言って旦那の唇がオイラのでこに軽く触れ、わしゃわしゃと頭を撫でた。











どーしよう
旦那の全てに狂って爆発しそう

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